I Love GUNPLA / MS-07B(HGUC) Page7

1/144 スケール ハイグレードモデル(HGUC)
ジオン公国軍量産型陸戦用モビルスーツ MS-07B グフ

【Page 7】

MS07B_068.JPG

塗装待ちで最後になったシールドもダメージを入れてから完全に組み上げます。

MS07B_069.JPG

と、今まではここまででトップコートを吹いて出来上がりとなってたわけですが、今回は更なる汚しに挑戦です。
砂漠での運用ということで、足下に砂をつけた表現が欲しいと思って選んだやり方がこれ。
¥100ショップで購入したパステルの砂っぽい色をヤスリで削って汚したい所に直接のせます。

MS07B_070.JPG

左がのせたほうですが、定着させるためにこの上からトップコートを吹いたらこんなに「あからさま」な感じではなくなります。
細かい粒子のところはトップコートで馴染んでうっすら色が付く感じ、わざと余分につけた所は粒子が集まって固まるので泥が残った感じになります。
正に足の裏の溝なんかに粒子が固まってくれるので本当に地面を歩いた感じになって面白いですよ。

MS07B_071.JPG

今回はまだ終わりません。
そう、LinkIconあの悪夢の惨劇のアイテム、エナメル塗料での汚しをやります。
前回の大失敗の原因は「エナメル溶剤を直接プラスチックパーツにつけた」こと。
たまたま溶剤に弱いタイプのパーツだったためにあのような大惨事になったわけですが、塗装の上から使う分には大丈夫そうで、トップコートを吹いた後から使えばうまくいきそうだったもので。

MS07B_072.JPG

実際に塗装やパーツを荒らす事なく、とてもイイ感じな水あか汚れとなってます。
必要な部分を汚し終えたらトップコート(つや消し)で仕上げです。

MS07B_073.JPG

完成!!\(^o^)/
問題の右手の手持ち武装はヒートロッドの曲がったタイプとヒートサーベルをチョイスします。

MS07B_074.JPG
クリックすると大きくなりますよ

今まで仕上げ用のトップコートは半光沢を好んで使ってましたが、最近自分の中で解釈が変わってきました。
兵器として使用される以上、索敵されやすい要素にもなりうる機体のツヤはなるべく無いほうが良いのではないか。
実際の戦車なんかもツヤのないフラットな塗装になっているし、ツヤがないほうがよりリアルなのかも知れないと考えるようになったんです。
そんなわけでツヤ無し仕上げにしましたが、想像以上のイイ出来です。
ラルの威圧感が感じていただければ良いですね。

MS07B_075.JPG
クリックすると大きくなりますよ

今回はパーツ数の割りにはかなりの手間と時間をかけたおかげで、間違いなくこれまでで一番の仕上がりとなりました。
途中で全塗装に方向転換した事も良かったんじゃないかと思います。
まぁ、モノアイはどうしても妥協せざるをえませんでしたし、最初から全塗装でやっていたらということもありますが、少なくとも現在自分の持っている知識と技術をフル動員したのは事実です。
その結果、1/144HGでありながらこれまでのどのキットよりも完成度が高いと感じるものになったのは満足です。
デザインバランスもイイ感じのキットなので気軽に作るも良し、根気強く手をかけるも良しのオススメキットですね。

- Page 7 -

[作成日記メニューへ]  [←前を読む]  [1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]