昨日、11月19日はボージョレー・ヌヴォーの解禁日。
解禁日当日にカミさんに買ってきてもらってたのだが、仕事が遅かったので今日がウチの解禁日である。
ちなみに写真左より、「Georges Duboeuf(ジョルジュ・デュブッフ)ボージョレー」・「J.L.Quinson(J.L.カンソン(たぶんこう読む))ボージョレー」・「PHILIPPE DE MERY(フィリップ・ド・メリー)ボージョレー」である。
J.L.カンソンとフィリップ・ド・メリーは話題の「ペットボトル」だ。
なお、フィリップ・ド・メリーは娘の友達のお母さんからのいただきものである。(たっつんのママ、ありがとうございますm(_ _)m)
最近はメジャーなのでご存じかもしれないが、ボージョレー・ヌヴォーはフランスのボージョレー地区で今年できたワインのことである。
もともと赤ワインは数年寝かせてから呑むのが通例なのだが、このワインは「今年のワインのデキはこうなりました」とお披露目する、いわば「縁起物」とも言えるものだったりする。
ということは、ヌヴォー(新酒)の段階でおいしかったら「今年のワインを数年寝かせたらかなりおいしい」と期待できることになる。
なお、今回より「Beaujolais Nouveau」の表記におそらくは近い発音と思われる日本語表記として「ボージョレー・ヌヴォー」を使用したいと思う。
さて、今日はJ.L.カンソンのボージョレーを呑んだのだが、今年のボージョレー・ヌヴォーのデキはかなり良いと思う。
10年以上続けてボージョレー・ヌヴォーを呑んでいるが、なかなかこのレベルのデキにはお目にかかれない。
「ペットボトル入りは香りが落ちる」という意見もあるかもしれないが、それを割り引いても充分にウマい。
グラスに注いでそのグラスをちょっと回すと香りがたつのだが、今年のボージョレーはかなり甘い香りがするのだ。
口に含むとヌヴォー独特のアルコールが際立つ若々しさを感じるが、同時にブドウの味も感じられるし、それなりにコクもある。
室温くらいでそのまま呑んでも冷やしてもウマいと思うし、邪道と言われるかもしれないが「ロック」で呑んでもかなりウマい。(こういう呑みかたみたいな目安はあるだろうけど、実際呑みかたはそれぞれで良いんですよ)
あと3本あるからとことん堪能できるのが嬉しい。
こうなると3年後くらいの2009年ビンテージのボージョレーはかなりウマいと思われる。
とりあえず、ヌヴォーを買いに行かれたらどうだろうか。
オススメである。