自分にとって気持ちが良いと感じる音楽に出会うとホントにうれしい。
あまたある音楽でそう思えるものに出会えることがはたしてどれほどあるのだろうか、と考えてしまうくらいに気持ち良い音楽に出会ったように感じたのが稲葉千恵さんの「Parallel To The Wind」(09/05/28リリース)というCDだ。
このアーティストを知ったきっかけは、さだまさしの夏の野外コンサート「長崎から」で知り合い、10年以上おつきあいさせてもらっている友達のブログである。
自費出版(!)でCDをリリースされるから親戚として応援したいとの内容があり、「友達の親戚にそんな才能がある人がいるなんてすげー!」と早速購入してみたのだった。
もちろん友達の親戚だからというのが購入の大きな理由だったのは間違いないのだが、1曲目を聴いた時点で「買って良かった」と心から思った。
同時にこんなに素晴らしい才能を持った人の作品を買えるきっかけをもらった友達に感謝したいと思った。
デジタル音源やアップテンポなものとは正反対の、楽器自体の音をゆったりとして聴ける内容に仕上がったこのミニアルバム(ジャンルは「JAZZ」になるようだ)、ホントにゆっくりと気持ちよく聴ける音楽だ。
自費出版のためにCDを置いてあるところは限られていると思われるので、とりあえず私が入手したのはこちら(タワーレコード)である。
また、稲葉さんのサイトではちょっとだけ試聴もできる。
興味がわかれた方は是非とも買ってもらいたい1枚である。
タイトル:Parallel To The Wind(NPTC-5183)
アーティスト:稲葉千恵
価格:¥1,050(税込み)