広島の空

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 今年もこの日を迎えた。
何だかまたかと思ったのだが、宿直を終えて暑くなりそうだなぁとバイクを転がしながら帰ってきた。

自分が住んでいる長崎とは関係がないのだが、東京都知事選の政権与党のいろいろな顛末をみながら「この人たちは何をやっているのだろう」と思っていた。
前都知事の不祥事をうけて行われた都知事選、党の意向を確認せず立候補を表明した与党所属の候補者と与党の東京都連の推薦を受けて立候補した候補者、与党分裂のチャンスに野党共闘で対抗しようとした候補者の3人を中心に戦われたのは報道などでご存知であろう。
知名度の高い候補者に対してあからさまとも言える組織選挙で固めた与党推薦候補者、知名度を上げるためにはなりふり構わないという姿勢は理解できるのだが、いかんせん応援演説に立った人たちが「応援している候補者の氏名を間違える(しかも何人も)」とか「他の候補者の見た目を揶揄するような発言」を行うなどこれはどうなのかといった人たちが多くて、当の候補者はたまったもんではなかっただろう。
完全に足を引っ張られた感じであるし、相手候補者のほうが対応もよかったということもあり推薦をうけなかった与党所属候補者の圧勝で終わった選挙だが、その後の与党東京都連の対応も「挨拶に出向いた都知事に対し、まともに握手もせず都民に対して内容を報道している人たちに対して写真も撮らせない議長」、「都議会の与党事務所に挨拶に出向いた都知事に対してほぼ不在状態でまともに対応しない与党所属都議」、あげくには「都知事選の敗北を「自分に責任はなく与党本部の幹事長に責任がある」と病気療養中の与党幹事長に責任転嫁する与党東京都連会長」と、ホントに子供のようで「このような人たちに都政を任せていて大丈夫なのか」と都民の方々は思ったのではないかと感じた。
無論、与党総裁(総理大臣)や内閣改造で新しく就任したオリンピック担当大臣などはしっかり大人の対応であったのは救いであったが、本来それがまともな対応であるので当たり前と言えば当たり前か。

国会議員だろうが地方の議員だろうが「自分たちの生活を守るために選んだ代表者」である。
選び方を間違えたら平和を脅かすような事態にもなりかねないわけで、今回の都知事選でちゃんと選ぶ目を持たなければならないなと改めて確認したのであった。

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
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