劇場版 機動戦士ガンダム サンダーボルト 〜DECEMBER SKY〜

 相変わらず緩慢な更新であるが、久々のアップも相変わらずのアニメネタ(笑)。

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「機動戦士ガンダム サンダーボルト 〜DECEMBER SKY〜」である。
この作品は現在もビッグコミックスペリオールに連載中の太田垣康男氏のマンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」が原作で、一年戦争末期から一年戦争後の混乱期を描いた作品である。

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いわゆるアムロ達の本流(?)とは別のサイドストーリーなのだが、これまたとにかく面白い作品だ。
ストーリーはかなり骨太で読みごたえがありどっぷりと世界に引き込まれていくし、何より登場するモビルスーツ(以降MS)のデザインが秀逸。
氏の独自の解釈が加えられたMSのデザインは、メカとして動くための構造と言うのがしっかり守られている感じがして兵器として限りなくリアルである。
この作品がアニメ化されると聞き、しかも「機動戦士ガンダムUC」を作ったサンライズの第1スタジオが手がけるとのことだったので本当に楽しみだった。
で、15分4話構成でWeb配信での公開とのことで、しっかりと観たい私はせっかくならディスクが発売されるまで我慢しようと予告PV以外はディスク発売まで全く観なかった。
ディスクが届いて映像を観た瞬間、「あぁ、我慢して本当に良かった。」と思った。
とにかくUCに負けない映像クオリティ、艦船などはほぼ3DCGのようだったがMSはバリバリの手描き作画でグリグリ動く!
それがキャラクターの声や音楽、効果音と一体となってガンガンに攻めてくる感じである。
これだけのハイクオリティに仕上げた監督やアニメーターのみなさまはじめスタッフの方々には、ファンとして本当に頭が下がる思いである。
ちなみに野崎さんは同じサンライズでも別スタジオで別の作品を描かれていたそうなのだが、スポットで1話を少しと劇場版用追加カットの玄馬宣彦氏が担当された「サイコミュ試験型ザク」パートの「攻撃する手のあたり」を描かれたそうだ。(クレジットでは「第二原画」にお名前がある。このシーンがまたすさまじく良いのだ!)

とにかく見ごたえのあるこの作品、劇場版のラストでもある追加カットの一番最後は原作にも有るシーンなのだが「完全に続編があることを期待させる」終わり方だった。
もしそうなら、まさに続編に大いに期待である。

■■サイトリンク■■
○機動戦士ガンダムサンダーボルト 公式ホームページ

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
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