やきにく、やきにく♪(2009/11/28)

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 インフルエンザにかかっていたウチの女性陣2人もなんとか回復してきた。
こういうときにこそ力のつく食べ物ということで、今夜は焼き肉となった(^o^)。
ケータイで撮った写真なのでちょっと写りが悪いが、実はこの肉、マトンなのである。
いわゆるジンギスカンなのだが、実はこれ、私が子供の頃に大好きだった懐かしの味なのだ。

私の子供の頃、焼き肉と言えばこのジンギスカンだった。
もちろん他の肉での焼き肉もしているはずなのだが、強烈に記憶に残っているのはこのジンギスカンなのである。
七輪で炭をおこしてその上にドーム型にミゾが入った「ジンギスカン鍋」をのせて、その上で肉や野菜を焼く。
肉はドームの上の方で焼いて、肉汁が落ちてくる下のへりのところで野菜を焼くのだ。
家族みんなで食べる焼き肉がたまらなくおいしくて、「今日はジンギスカンばするぞ。(島原弁)」と聞くととにかくうれしかった。

そう、30年以上昔の話なのである。
高校を卒業してからしばらく食べてなかったのだが、1年ほど前に親父がウチに遊びに来た時に買ってきてくれた。
親父曰く「おまえはともかく、孫(ムスメ)の口に合うかどうか」で買ってくるのを迷ってたとのこと。
そんな親父の心配は杞憂に終わり、ムスメも大のお気に入りとなった。
その時は親父、お袋もウチにお泊まりだったのでみんなで食べたのだが、喜んで食べるウチのムスメに親父が嬉しそうだったのは言うまでもない。
それ以来、たまに遊びに来てくれる時に買ってきてくれるようになった。
今回はインフルエンザのおかげでお泊まりできずに肉だけ置いていってくれたのだが、それを今夜のご飯にしたのだった。

ウチにはジンギスカン鍋がないのでプレートで焼くのだが、それでもやっぱりウマい。
マトン独特のクセ(におい)はあるけど、それをイヤと感じさせない絶妙なタレの味付けでどんどんご飯がすすむ。(私の場合は酒なんだけど(^_^;))
ホントに最高の味なのだ。
何よりスゴイのはこの肉を買っている肉屋さんが30年以上前からこの味を守っていること。
田舎の国道沿いの小さな肉屋さんなのだが、私の小さい頃からずっとジンギスカンを売っているのだ。
親父の話では私が生まれる前からあったと記憶しているらしいので、それが事実なら最低でも50年くらいはジンギスカンを売っているようなのだ。
もしも島原方面に行かれることがあったら一度試してもらいたい。
島原市街から国道251号を北に15分ほど、有明町に入ったすぐの左側にある「三浦精肉店」である。
表に大きく「ジンギスカン」と書いてあるのでわかりやすいと思う。
Googleのストリートビューでも見ることができたので、それでチェックしてから行かれれば完璧だろう。
ホントにウマいですぞ!!


三浦精肉店
住所 :〒859-1412 長崎県島原市有明町大三東乙778-1
TEL :0957-68-0155

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
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