職場の環境変化にともなう作業量の増加(転職したわけでなく作業システムの変更)のおかげで、ここ数週間あまり自分の時間をとれていない。
職場で通常業務をこなし帰宅したらMacに座ってデスクワーク、休日は職場には出ないもののやっぱりMacで書類作成なんかをやってるもんだから、5月あたりから始めていたガンプラ作成も完全停止状態。
全て自分の思った通りに行けば問題ないのだが世の中はそんなに甘くはないのが当然で、がんばってはみるもののうまくいかなくてやり直しというものも多い。
まぁ、以前にも書いた「今やりたいことよりも現在やるべきこと」を優先しているわけだから仕方ないのだが、人間こんなことを続けていると煮詰まってくることがままある。
特に精神的に煮詰まってくると私のようなダメダメな人間(^o^;)はふと「現実逃避」してしまう。
息抜きにガンプラを作っても良いのだが、何かこんな状態ではうまく作れなくて思った通りの仕上がりにならないような気がしたので、とりあえず別のものに逃げようと思った(笑)。
で、今回の「現実逃避」アイテムはこちらである。
1993年にアメリカで製作され、日本では1995年からテレビ朝日系列で放送されていたTVドラマシリーズの劇場版第1作目(1998年公開)である。
ざっくりいうと「超常現象や宇宙人などを題材にした事件を変人扱いされているFBI捜査官が捜査していくうちに国家が関与隠ぺいしている事実をつかみ、さまざまな妨害を受けながらも真実にたどりつこうとしていく」お話である。
キャラクター設定やストーリーもかなりおもしろくとても丁寧に作り込まれた感じもあって、放映当時はビデオに録画して保存版にしていた。(まぁ、そのビデオも先日の棚板騒動のときに処分されたのだが)
自分的にはかなり気に入った作品でありながら、どういうわけか劇場版を観ていなかったことに気付き(DVDが出ているといつでも観られると安心してしまう)今回の購入と相成った。
さて、見終わってまず感じたことは「TVシリーズ同様、とても丁寧に作られている」ということ。
徹底したこだわりが感じられる作品独特の世界観、キャラクターの魅力などをそのままに一気にスケールアップした感じがした。
TVシリーズからの謎で主人公モルダー捜査官の原点でもある「事件」の真実が語られた時には、鳥肌が立つくらいにぞくぞくしてしまったし、だからといってそこで完結ではないというところにもこの作品の良さを感じた。
劇場版自体のエピソード(事件)も随所に謎やゾクゾク感が満載で楽しめるし、やはりスカリー捜査官や「CSマン」等TVシリーズからのキャラクターもとても良い。
いやぁ、何でこんなおもしろいのを今まで観てなかったんだろう(笑)。
X-FILESファンは当然のことながら、X-FILESを知らない人にも楽しめるんじゃないかと思う。
次は劇場版2作目を入手しなきゃかな(笑)。