必要と思われる投資(2010/10/28)

 現在私が使用しているMac Pro、仕事用の文書作成に「Microsoft Office 2004 Mac」、特にExcel 2004を使っている。
もともとPower PC用に作られたプログラムなのだが、IntelベースのMacでもRosettaというプログラムを介することでほぼ問題なく使用できる。
ただし、Rosettaでエミュレートすることでどうしてもレスポンスが低下してしまうのが弱点と言えば弱点か。
やはり軽快に動作してくれるほうがありがたいので、できればIntel Macネイティブ動作の物を使いたいと思ってしまう。

実はMac用のOfficeには「Office Mac 2008」というIntel Macネイティブのバージョンがある。
これが発売された時に本気で導入しようと思ったのだが、ある条件がネックとなって導入を見合わせることになった。
その条件とは「Excel VBAを含むマクロが使用できない」というもの。
ウチの職場のWindows PCに職場での作業を少しでもラクにするために誰でも使えるように、Excelを使った作業文書の入力管理システムをいくつか作成して入れているが、そのExcel用ファイルのほとんどにマクロを使用して自動化をしているのだ。
そのようなファイルを作成する場合、通常の業務時間では足らないことが多いので「マクロ部分を自宅で作ってプリントアウト」して職場に持っていき、通常業務の空き時間を利用して少しずつ作成していくのだ。
つまり、マクロ機能が使えなくなるのは致命的なのである。
Windows Officeとの互換性を高らかに謳ったバージョンの割りにマクロの互換性がなくなるなんて変な仕様だったために導入を回避し、Office Mac 2004を使い続けたのだった。

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そのMac用Officeがやっとバージョンアップ、「Microsoft Office Mac 2011」が発売となった。
今度のバージョンではマクロが復活したのでソッコーでネットで注文。
早速インストールして起動してみたのだが、インターフェイスの変更で若干戸惑うところはあるものの、Intel Macネイティブのレスポンスは快適そのもの。
早く使いこなしたいものである。

Mac OS X 10.6.Xを使っていると、Rosetta経由のアプリケーションが特に重く感じられるようになった気がする。
10.5.Xの時はここまで重く感じなかったのだが、やはりIntel Macへの最適化が影響しているのだろうか。
写真の加工に使っている「Photoshop Elements 4」も重く感じるようになったので、ちょっと大きな買い物になったのだがPhotoshop CS5 EXTENDEDも導入した。
ここ1ヶ月くらいですばらしくお金を使っちゃったので数ヶ月は倹約生活なのだが、数年程度のサイクルでアプリケーションをバージョンアップすることは、OSをバージョンアップする限り必要なことじゃないかと考えている。
今回確かに相当な出費となったのも事実だが、必要と思われる投資であったと考える。
まぁ、快適になってくれたので良かったのだ。

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
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