天使と悪魔(2009/05/26)

 公開から11日経った今日、観てきました。
ネタバレしないように、ストーリーには触れないように書きましょう。
なお、私は「ダ・ヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」ともに原作を読んでいませんので、そのあたりをご承知の上で以降を読んでくださいませ。

一応、2006年に制作された「ダ・ヴィンチ・コード」の続編と言われてたりもしますが、ロバート・ラングトンが主人公というだけでストーリー自体はつながってないところに逆に好感が持てました。
ただ、前作同様「ヴァチカンを敵にまわすような」内容ではありますね(笑)。
さっきストーリー自体はつながっていないと書きましたが、前作のエピソードが今作に生きている部分があり、そういったところが一層ラングトンのキャラクターを良くしているとは思いました。
フジテレビ「とくダネ!」で笠井アナウンサーがトム・ハンクスにインタビューした際、「銃を持ってないジャック・バウアー」と表現した意味がよくわかりましたよ。
前作よりも良いと思ったのは「詰め込みすぎていない」あたりだと思います。
「ダ・ヴィンチ・コード」ではとにかくたくさんの謎が散らばっており、それが密接にリンクしているために「おもしろいんだけど正直一度観ただけではわかりにくい」作品だと感じてました。
実際にDVDを購入して何度も観ると気づくような謎もありました。
その点、今作はムリに詰め込まずにストーリーのテンポを重視した内容になったように感じました。
実際、鑑賞後にパンフレットを購入して中を読んだのですが、今回そのあたりはかなり考慮されているように書かれていました。
また、鑑賞前に興味を持っていたのは「ユアン・マクレガーがどういうキャラクターを演じるのか」というところでした。
もともとスター・ウォーズが大好きで、そのせいかここのところ私の中ではどうしても「オビ・ワン・ケノービ」のイメージが強かったもので、違ったキャラクターを見たいと思っていたのです。
今作を観ながら「いやぁ、あの顔だからこの役は良いのかも」と思ってしまいましたね。(ネタバレはいやだからこれ以上書かないっす)
そのほかのキャラクターもそれぞれに良いキャラクターです。
もちろん100%良いと思ったわけではなく、ここはもうちょっと・・・みたいなところもありはしますが、そんなものはどんな映画でもあるわけで(むしろそっちが多い映画もたくさんありますよね)、総合的にみておもしろい作品だと思いました。

ロン・ハワード(監督)とトム・ハンクスのコンビの作品は好きで、「APOLLO 13(95年制作)」は初めて買った映画のDVDです。
何がどう好きなのかは説明できないのですが、映画を観ていて何となく感じる雰囲気が好みなのかもしれません。
とにかくこの「天使と悪魔」、私の中ではDVD(またはBlu-ray)で欲しい映画であります。

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
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