既にこのブログでも取り上げているウチの新しいプリンタ「EPSON PX-1001」、なかなかに使い勝手がいい。
とにかくフル顔料インクということで「普通紙プリント」の威力はすさまじい。
水にぬれても滲まないのはとてもありがたいことだ。
で、このプリンタを自分のMacだけで使うのはもったいない、ウチにある3台すべてのMacで使えるようにしたいと思うのは自然の成り行き。
プリンタのインターフェイスがUSB1個なので初めは1本のUSBケーブルの抜き差しでそれぞれに直づけ対応を考えたのだが、私の部屋はいろんなものをケーブル接続しているので、ヘタをするとケーブルどおしが絡まったりして大変なことになりかねない(^_^;)。
それに、せっかくの無線LAN環境なのでいっそのことネットワーク接続することを決意した。
さて、ウチの無線ルータにはUSBインターフェイスがない。
したがってネットワーク接続には「プリントサーバ」が必須となる。
このプリントサーバの機種選定にはかなり悩んだ。
候補としては、
○EPSON純正プリントサーバ
○サードパーティ製汎用プリントサーバ
○Apple AirMac Express
となった。
まず、汎用プリントサーバだが、低価格という魅力はあるものの、プリンタが新製品と言うことで対応未確認なものが多かったのでやむなく×。
次にAirMac Expressをアクセスポイントとして使うことを考えたのだが、EPSONのサイトで調べたところ「EPSON Printer Window」等のユーティリティが使えないとのこと。
結構ここは重要で、インク残量やクリーニングなどがパソコンからモニターできないのは割と不便なのである。
無線ルータとしても使用できる利点もあり、またApple純正の割に安価なのでそうとう悩んだのだが、結局はユーティリティの点で×とした。
そんなわけで採用となったのがEPSON純正プリントサーバとなった。
検討した中では一番高価だったのだが、プリンタメーカー純正という安心感は大きかった。
接続や設定はとにかく簡単。
ケーブルつないでインストールアプリケーションを実行するだけでネットワーク設定が終了。
パソコン側にプリンタドライバ(USBで使用するものと同じもの)をインストールして、システム環境設定から「PX-1001-472CF1」をプリンタとして追加すればもう使用可能。
USB接続と比較してもプリントスピードは遜色なし。
ユーティリティも問題なく使用でき、全く違和感なく使える。
このあたりはさすがにEPSON純正というべきか。
もちろんEPSON製プリンタ以外は認識しないという欠点もあるが、それは仕方ないこと。
汎用プリントサーバの中には安定性に「?」なものもあるらしいし、いわば安心を買ったようなもの。
ネットワークにそれほど詳しくなくても簡単に設定でき、安定性も使い心地も抜群。
1台のEPSONプリンタで複数のパソコンのプリントを簡単に行いたいと思っている人にはオススメの1台である。
詳しくはEPSONのホームページ「ネットワークプリンター活用法」へどうぞ