Snow Leopard動作チェック(その1)(2009/09/11)

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 そんなわけで「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」のアプリケーション動作のチェックを少しずつ始めている。

まずはウチのMacのスペックを。(10.6動作チェックに関係する項目)


機種:Mac Pro(MA356J/A)
CPU:Intel Dual-Core Xeon51XX(Woodcrest) 2.66GHz × 2
メモリ:DDR2 SDRAM FB-DIMM(128bit 667MHz) 6GB
GPU:NVIDIA GeForce 7300GT

とりあえず10.6をインストールし起動させてみる。
第一印象は「動きがキビキビしている」である。
特に起動や終了のスピードが速く感じられる。
早速システムプロファイラをチェックしてみると、「64bitモードでは動作していない」ことが判明。(下の写真を参照くだされ)

システムプロファイラ

初期型Mac ProのCPU「Xeon51XX」は64bitCPUなのだが、どうもMac OS Xの基礎部分のカーネルというシステムが32bitモードでしか起動できないらしい。
ここが64bitモード対応じゃないと10.6の威力が半減以下となってしまうのがちょっとイタイところだが、まぁ、Mac Fanの記事でも64bit対応は「×」となっていたし、こればっかりはしようがない。
気を取り直してWebブラウザ「Safari」を起動してみると、これまたキビキビと動いてくれてとても心地よい。
Mac Fanの記事では「グランドセントラルディスパッチ(GCD)」というマルチスレッド支援機能は初期型Intel Macは「×」となっていたのだが、Mac Fanの記事にあった方法で「アクティビティモニタ」で「Safari」のプロセス確認をしてみたところ、GCDがマルチスレッド命令を出していると思われる部分が確認できた。(下の写真を参照くだされ)

アクティビティモニタ

これが機能しているかはよくわからないのだが、「Safari」の動作自体は明らかに速くなっているのは間違いない。
「OpenCL」というGPUをグラフィック描画以外に活用する機能は、GPU自体が対応していないために「×」。(これは購入前から承知済み)

 そんなわけで完全64bit対応じゃないものの、Intel Macに最適化されたせいかパフォーマンスアップは期待できることが確認された。
あとは現在使用中のアプリケーションである。
まず「Excel 2004」だが、既存のファイルを開いて編集することもできたし、新規ファイルの編集も問題ないように思われた。 よしよし。
「Virus Barrier X4」は「Snow Leopard非対応」のとおり、起動はするもののライセンスモードでの動作は「×」。
こいつはバージョンアップが必須であろう。
「Photoshop Elements 4 (Ver.4.0.1、以降PE4)」だが、動作保証対象外ではあるものの、何とかこれまでどおり動いている模様。
今回掲載している画像はすべて10.6+PE4で編集している。(画像サンプリングは「グラブ」というMac OS X標準のアプリだが)
なお、PE4上でEPSON GT-8400UFを使ってのスキャニングも普通にできる。
おそらくはPE4がPowerPCアプリケーションだから「Rosetta経由で動作している」ために、ある程度問題なく動いているのかもしれない。
まぁ、いつ不具合を出すかはわからないのであるが(笑)。
なお、今回のブログは10.6+FireFox(Ver.3.5.2)で更新している。

 今のところチェックはここまでなのだが、まだまだチェックしたいアプリケーションがある。
思っていた以上にサクサクと動いているのにはびっくりしており、なんとなくいけるかも的な印象を持っている。
じっくりとチェックを続けて、できれば乗り換えたいと思っている。
チェック報告(その2)へつづくである。

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
カテゴリー: Mac パーマリンク

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