Snow Leopard動作チェック(その2)(2009/09/22)

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 Snow Leopard動作チェックの続き。
前回も書いたが一応はウチのMacのスペックを。(10.6動作チェックに関係する項目)


機種:Mac Pro(MA356J/A)
CPU:Intel Dual-Core Xeon51XX(Woodcrest) 2.66GHz × 2
メモリ:DDR2 SDRAM FB-DIMM(128bit 667MHz) 6GB
GPU:NVIDIA GeForce 7300GT

私の趣味のひとつがF1観戦というのはこのブログでも既述しているが、ここ十数年は毎戦映像を保存している。
最初はもちろんビデオテープだったが5年ほど前からはDVD-Rでの保存に切り替えた。
PSXをレコーダとして使用していた時は直接DVD-Rへの保存で問題なかったのだが、現在のBlu-rayレコーダになってからはDVD-R(VIDEOモード)録画への仕様の関係で、いったんDVD-RWに録画したものをMacへサンプリングして編集し、DVD-Rに焼くという手順をとっている。
ウチのBlu-rayレコーダでDVD-R/RWへVIDEOモードで録画するときに「チャプターデータが引き継がれない」という仕様があって、ここがネックになってこんな面倒な手順を行っているのだ。(レコーダ自体にはおおむね満足だが唯一の不満点がここ)
なお、ウチはスカパー!チューナーからレコーダへS-VHS接続(アナログ)しているためこの方法が使えるのは言うまでもない。

さて、その手順で使用しているアプリケーションが3つある。
順番に、

1)MPEG Streamclip(Ver.1.9.2):VIDEO_TS→MPEG-2コンバート(フリーウェア)
2)Capty DVD 2(Ver.2.5.4.3):DVDオーサリング
3)Toast 8 Titanium(Ver.8.0.5):DVDレコーディング

である。
今回はこの3つのアプリケーションが使えるか試すことにした。

まず、MPEG Streamclip。
QuickTime MPEG-2再生コンポーネントをインストールすることでこのアプリでVIDEO_TS→MPEG-2コンバートが可能になる。
結論から言うと問題なくコンバートが出来た。
こいつでこけたら元も子もないのだが(笑)、すんなりクリアしたのでひと安心。

次にCapty DVD 2。
PowerPCアプリケーションなのでちょっと不安だったのだが、Rosetta経由で動いてくれた。
若干反応が鈍くなったように感じるが、エンコードやVIDEO_TS書き出しなんかはパフォーマンス落ちは感じられず、ファイルも正常に書き出してくれた。
ちなみに、低価格にもかかわらずこれだけ簡単にオーサリングできるアプリケーションを私は他に知らない。
DVD±R DLに対応している点も優秀で、音声変換もDolby Digitalに対応しているのもポイントが高い。
チャプターも簡単に切れるし、ほんとに使いやすいのだ。
Mac OS X 10.4.Xまでは動作保証されているようだが、10.5.Xでも問題なく動いているので、10.5.XまでのOSを使用している人にはオススメのアプリである。
なお、このアプリからでもDVD-Rなどに直接レコーディングできるのだが、ファイル名設定の仕様から私はいったんVIDEO_TSを書き出してToast 8でレコーディングするようにしている。

最後にそのToast 8 Titanium。
ビデオタブ→VIDEO_TSフォルダを選択し、対象のVIDEO_TSフォルダをドラッグ&ドロップで作成ボタンをぽちっとな。
メディアをドライブに入れてレコーディング開始。
数分後に無事焼き上がり\(^o^)/。
ただ、Toast 8はディスクコピーなど別の用途でも使用するので、ついでにディスクコピーをチェック。
できあがったDVD-RをオンザフライでDVD-RWにコピーをかけてみると、コピー終盤でエラーメッセージとともにコピー失敗。
2度試して2度とも同様のエラーで止まっちゃう。 まずいぞ(^_^;)。
ちなみに10.5で試したら正常にコピー完了。
やっぱりまずいぞ(^0^;)。
RoxioのHPで確認したらToast 9までは10.6への対応不可、Toast 10についても検証中とある。
う~ん、アップデートするにしてもToast 10の対応が確認されないことには手が出せないじゃないか。
ここでつまずくとはなぁ、やはりここはしばらく様子見なのか。

細かいところではランチャーとして使っているaLunch(Ver.3.6.4)も問題なく動作している。
一応、メインで使用しているアプリケーションはほとんどチェックしたのだが、現時点で問題が確認できたのは

○Virus Barrier X4
○Toast 8 Titanium

となった。
さっきも書いたが予想外だったのはToast 8である。
メーラーやWEBブラウザなどはMac OS X純正のアプリケーションを中心に使用しているのでそのあたりは影響を受けないのだが、さすがにレコーディングについてはToastははずせない。
LiquidCDなどのフリーウェアも考えているのだが、DVD-R DLへの対応などを考えるとToastは捨てがたいのだ。
なお、LiquidCDのHPを見る限り、9月9日時点でLiquidCDは10.6対応を確認していない模様である。(Snow Leopardを持ってないと書いてあるようだ)
なんにせよToastなりLiquidCDなり「10.6への対応が確認できた」とならない限り、10.6への完全移行は難しそうである。

せっかくなんで今度はLiquidCDをチェックしようかと思っている。
現時点での完全移行は難しくても「早く移行したい」と思わせるOSであるのは間違いないのだ。
まだまだこのチェック作業は続くのである。
なお、今回出しているアプリケーションについての情報は以下の通りである。


□ MPEG Streamclip [ Squared 5 ]
□ Capty DVD 2 [ 株式会社ピクセラ ]
□ Toast 8 Titanium [ Roxio ]
□ aLunch [ macTips ]
□ LiquidCD [ Maconnect ]

ご参考になさってくださいませ。

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
カテゴリー: Mac パーマリンク

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