手術・・・しましゃう。(その2)

 2019年最初の投稿が5月末とは、余裕が無いとはいえまさかここまで放置するとは。
まぁ、更新が義務やプレッシャーになるのもいやだからのんびりやろうと思うが、しばらくWord Pressを使ってないうちに投稿のインターフェイスや操作が変わってて、入力操作に慣れないところが何とも言えないところである(笑)。

昨年の7月末、愛用のMac mini(Late 2014)の2.5inch内蔵HDDを2.5inch内蔵用SSDに換装したのはこのブログでも書いたが、更なる手術である。
そう、それは「PCIe SSD」の増設なのだ。

というわけで、以降の内容はメーカーの保証外の内容である。
この記事をまねて同様の行為を行われた際の不具合等は当方は一切の責任を負わず、あくまでもご自身の責任で行っていただきたいということをあらかじめお断りしておく。

また、今回の作業においても前回同様「せきねさん家(個人サイト)」というサイトを参考にさせていただいた。
この場を借りて再度お礼申し上げる。

もともとSSD無しタイプのMac miniなのでPCIe接続用のスロットもケーブルも付属していない(接続用のコネクタ自体はボードについている)が、そこはそれ、サードパーティから発売されていたりするからありがたい。
で、今回用意したのは以下のものである。

PHOTO1

一番大きいパーツがSSDである。
トランセンドの「TS512GMTE220S 512GB PCIe SSD(NVMe PCIe Gen3 x4)」
詳しい方がこの写真を見ると気付かれるかもしれないが、実はMac用のSSDではないタイプである。
これは昨年の大手術(笑)を行う際に調べてわかっていたのだが、macOS 10.13以降のOSでは純正のSSDだけでなくPC用に発売されている「NVMe PCIe Gen3タイプ」のSSDも使用できるようになったのだ。
よって、純正タイプ(サードパーティ含む)よりも安価で手に入るNVMeタイプの導入を決定したわけで、、更にこのブランドをチョイスした理由は、
1)初めてのMacから代々使用しているメモリブランドで、これまでトラブルフリー
2)Mac対応のPCIe SSD、「JetDrive」を発売しているブランド
3)このSSDも5年保証つき
以上3点である。
ただ、このままでは搭載できないのでコネクタ形状の違いを解消してくれる変換コネクタと接続するためのケーブル(Mac mini用)を合わせて揃えたわけである。

PHOTO2

早速Mac miniをひっくりかえして底のカバーをはずし、

PHOTO3

底面パネルをはずす。
今回はこの状態でアクセスできるのでラクである(笑)。

PHOTO4

ちょうどS-ATAドライブマウンタのウラ側にPCIeコネクタ(ソケット)を固定する突起があり、

PHOTO5

専用のPCIe接続ケーブルのこの穴にはまるようになっている。

PHOTO6

更に両面テープで固定するという仕組みだ。

PHOTO9

本体に装着するとこんな感じで、本体ボードのPCIeコネクタにケーブルのコネクタを差し込む。

PHOTO7
PHOTO8

そして、いよいよSSDモジュールと変換コネクタを合体!!

PHOTO10

更に本体に装着するとこうなる。
モジュールの左端に本体と固定するネジ穴があるのだが、ここを留めるためにもう一つ用意したのが、

PHOTO11

「アイネックスM.2 SSD固定用ミリネジ」、汎用のSSD固定用ネジである。

PHOTO12

ネジ穴までの長さとか図ったようにぴったり!!
たぶん変換用コネクタの長さとかで調整をしているのだろうが、あまりにぴったりすぎて驚きである。
ネジの規格もMacのネジがヘクスローブなだけで大きさとかは統一規格なんだろうね。

PHOTO13
PHOTO14

本体を元通り組み直し、フォーマット後TimeMachineバックアップから復元するとあっさり起動完了。
システム情報で確認したらPCIではなくNVMExpressの項目で認識、TRIMサポート等もちゃんとコントロールされていた。
成功!!

今回の増設も前回同様、先を見据えた作業である。
SSDの保証期間5年そのまま使用すると、このMac miniを購入して7年間使用することとなる。
つまり、本体の買い替え時期あたりになるわけで、ハードウェアを有効にしかも快適に使うための対応と考えたわけだ。
更に目的があって、32bitアプリケーションが動作する最終バージョンとアナウンスされている「macOS 10.14 Mojave」へのアップグレードを行うためであった。

PHOTO16

アップグレードしてまだ3日ほどだが、これまでメインで使用しているアプリケーションは問題なく動作している。
特にExcel 2011はPCIe SSDの恩恵か体感でわかるくらい動作が速くなり、更に10.13使用時に一部使用できなくなっていたOpentypeフォント(原因不明)が使用できるように戻ったりとメリットがあったのもうれしいかぎり。
Mac mini(Late 2014)の仕様上PCIe 2xでの動作となるが、理論値ではS-ATA3の1.5〜1.6倍ほど速いので、動作の遅いアプリケーションほど速さが体感できるかもしれない。

A○azonあたりで調べていただくとわかるだろうが、今回の増設に要した費用は¥14,000弱、対してトランセンドのMac用SSD、JetDriveの480GBが¥27,000ほどで、更にケーブルも必要なので、およそ半額で対応できたことになる。
私のようにMac mini(Late 2014)の延命をお考えの方には有効な選択肢のひとつとなるのではなかろうか。

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○せきねさん家

あんあん について

1967年 長崎県島原市生まれ ガンダムとMacとF1をこよなく愛するおぢさん。 タイトルの(Z)は「ゼータ」と読んでね。
カテゴリー: Mac パーマリンク

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