I Love GUNPLA / RX-93 Page10

1/100 スケール マスターグレードモデル(MG)
地球連邦軍ニュータイプ専用モビルスーツ RX-93 νガンダム

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塗り残しをやっつけます。

まずは足のスパイク部。
スミ入れふでペンで隅まで塗って、余分なところをふきとるとこうなりました。
まぁ、こんな感じでしょう。

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左 処理前・右 処理後

合わせ目消しで変色したところもカバーします。

なんかしょっちゅう色を作ってますねぇ(笑)。
けっこう色を合わせるのは難しいんですが、面倒でも仕上がりをなるべく良くしたいのでがんばってます。

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次はデカールとシール貼りです。

毎度のごとく一番上のシールは塗装処理部のものなので使用しません。

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いきなりやってしまいました(ToT)。

デカールを転写するときには「とにかくシートが動かないように」することが重要なんですが、ちょっと油断するとこうなってしまうのです。

こういうのを危惧してか、シールの方で同じものが用意されていたのでそちらを貼ることに。

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とりあえず良かったです。

上手に貼れればシールよりもデカールの方が仕上がりはきれいになります。
もっともっと修行せねばなりませんね。

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大きいデカールもそうですが、小さいデカールもかなりコツがいります。
左が成功例で、右が失敗例。

小さいとちょっと動いただけでも被害甚大なのです。

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そんなわけでシールとデカール貼りが終了。

次は汚し処理ですが、これが悩みました。

νガンダムの運用関連についてオフィシャル設定をあげてみると・・・

1)0093/03上旬、アムロはフォン・ブラウンのAE社工場でνガンダムの完成状況を確認
2)その後、ラー・カイラムのブライトからの帰艦命令にしたがい実戦装備途中のνガンダムを起動、フォン・ブラウンを出立。
3)ネオ・ジオンのMS部隊と交戦中のロンド・ベル隊に合流。
  この時にニューホンコンからロンデニオンへ向かう途中で戦闘に巻き込まれたシャトルをラー・カイラムに収容。
4)ラー・カイラム、ロンデニオンへ入港。
5)νガンダムの残りの装備をロンデニオンで受領、連邦とネオ・ジオンの和平交渉終了後にラー・カイラムはロンデニオンを出港。
6)0093/03/12、ネオ・ジオンに占拠されたアクシズへの攻撃の際、MS部隊第2波として出撃。
  いったんは帰艦するが、同日、アクシズ落下阻止作戦発動にともない、出撃。
7)作戦終盤、シャアのサザビーと交戦、最終的には格闘戦の末にサザビーを撃破、シャアの脱出ポッドを回収。
8)作戦によって落下軌道に入ったアクシズの破片の落下を阻止するためにνガンダムで落下コース外へ押し出そうと試みる。
9)サイコ・フレームの共振によりνガンダムより謎の光が発生。
  アクシズ全体を包み、アクシズは地球落下コースからはずれ地球圏外へ。
  この後のνガンダムとアムロの所在は確認されず。

(以上、ガンダム・ファクト・ファイルより抜粋)

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左 処理前・右 処理後

1)〜5)までは3月上旬としか明記されていませんが、ニューホンコンのシャトルのくだりで「0093/03/04」と明記されていることから、νガンダムの最初の戦闘は0093/03/04以降と考えられます。

アクシズの戦闘終結が0093/03/12なので、記録上のνガンダムの運用はおよそ1週間となります。
運用1週間程度、しかも戦闘回数も数度ということでそれほど汚れないものと思われます。
しかも、フィン・ファンネルは初回戦闘には間に合わずロンデニオンで受領されていることから、パーツがすべて揃っているこの状態は 「アクシズへの攻撃直前」 とするのが妥当と思います。

こんな細かいところにこだわるのは他人から見たら「ばかばかしい」かもしれないけど、そういうものも想像しながら決めていく過程も実は楽しいものです。(ばかですねぇ(笑))

で、ダメージ感を出さずに立体感を出すために今回はすべて鉛筆でいこうと決めました。
エッジを軽く鉛筆でなぞるとこの写真のようになります。
のっぺり感がなくなってキワがはっきり出ます。
ほんのちょっとの使用感っぽくてかなり好きな表現です。

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バーニア、スラスター近辺や足下、関節部などには鉛筆の芯を削ってドライブラシの要領でこすりつけました。

25年くらい前にやっていた鉛筆汚しです。
実はこの方法、手の脂でとれたりします。
その当時はトップコートの存在を知らなかったので出来たすぐは良い感じなのですが、触ったりしていると汚し部分が荒れてしまっていました。
今はトップコートのおかげでそういうことはありませんけど。

そんなこんなで汚し処理は終わり。
次は仕上げのトップコートです。

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