やはり長崎が好き

 昨日、カミさんが「レゴブロックで作った世界遺産展」が見たいと言い出した。
たまたまムスメは午後から学校に行くことになっており、珍しく私もカミさんも午後から予定がなかったのでムスメを学校に送りがてら見に行く事にした。

会場の長崎歴史文化博物館に着くと、さすがに夏休み&人気の企画展示ということで博物館の駐車場は10台ほどの待ち状態。
そのまま待っても良いのだが、町中をうろつく事になると駐車場を変えなきゃいけなくなるので近くの市営桜町駐車場へクルマを置いて改めて会場へ。

いやぁ、本当に素晴しい。(ここからは写真多めで)
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やはり今が旬の軍艦島は目を引く。
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端島神社(赤の○印)まで再現されているのには脱帽である。(軍艦島全景の写真では角度によってバッチリ写っている建物)
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レゴブロックのピースの豊富さの成せる業であろうが、それにしても本当に細かいところまで再現されていて感動。
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上のアクロポリスは個人的に好き。
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面白い企画展で満足である。

さて、博物館を出てカミさんに「どこに行く?」と尋ねると「長崎駅前の喫茶店でフルーツサンドが食べたい」との答え。
歩いてもそれほどかからない距離なので歩いて移動、アミュプラザ長崎5Fの喫茶ウミノで一休み。
ゆっくりとコーヒーを飲んで時計を見ると17:00になろうとするところ。
カミさんが夕飯の準備があるのでぼちぼち帰ろうということになったが、せっかく長崎まできたので気になっていたものをお買い物。
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上は大正10年創業の明治屋ハム製造所のハム。
以前からここのハムはむちゃくちゃ美味しいと聞いていたのだが、いつでも買えると安心しきっていたためこれまで食べていなかった。
それが、8月の初めに九州ローカルのTV番組「アサデス」で紹介されて一気に食べたくなり、駐車場の近くでもあるので立ち寄った。
さっそく夕飯で「黒トントロ」を食べたのだが、これまで食べた中で間違いなく一番の味!
また、買いに行こうと思った。
下はこれまた長崎では定番の田中旭榮堂の栗饅頭。(明治屋さんと同じ道沿い、すぐ近くにある)
こちらは明治31年創業で「栗の型に入れて成型した栗のカタチの栗饅頭の元祖」とも言われているようで、国産豆原料の白あんや国産の栗など当時からの味をそのまま継承されているとの事。(「栗王子」というステキなキャラクターもいる)
すごいのが「地元の人が食べてくれればイイ」と大手百貨店からの出店要請を断り続けて、未だに本店のみでの営業というところ!
なお、右に写っているデカイのは、パッケージで見づらいかもしれないが四つ葉のクローバーのカタチの「幸せな栗饅頭」である。

長崎市内では8年ほど生活し離れてから20年以上経つ。
今では年に1度くらいしか長崎の町を歩かないが、久しぶりに町を歩いているとさすがに変わっているところが多いものの、昔と同じような感じの所も数多く有り、昔良く行ってた店も残っていたり、老舗が元気だったり、歩いていて楽しく感じる町である。
やはり、長崎は好きだなぁ。

■■サイトリンク■■
○明治屋ハム製造所ホームページ
○長崎県菓子工業組合 有限会社田中旭榮堂のページ 栗王子がお出迎え(笑)

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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray

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 以前アップした「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」、円盤が出ていたのでムスメの誕生日プレゼントに購入した。
一緒に観ようとムスメが言うのでさっそくプレイヤーにIN!
劇場で観ていたにも関わらずやはり引き込まれる展開にワクワクし、さらに劇場では気付けなかった絵の表現を見つけてムスメとすごいねぇと感心しながら楽しませてもらった。
とりあえず作品詳細はコチラを見ていただくとして、本当に世界観とストーリー、そして背景や動画やCGのバランスがとにかく絶妙で、そこに各キャラクターの声のマッチングや場面場面で後に流れる音楽がプラスされて、もう完璧! (特に常守朱役の花澤香菜さんが素晴しい)
改めてオススメしたい作品である。

■■サイトリンク■■
○アニメ「サイコパス PSYCHO-PASS」公式ホームページ

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TVアニメ ばらかもん(全4巻)

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 やはり相変わらずのアニメネタである。
今回コンプリートしたのは「ばらかもん」
五島在住のヨシノサツキさんの同名マンガが原作(ガンガンONLINEと月間少年ガンガンで並行連載中)で、昨年の7〜9月期に日本テレビの深夜枠(長崎では土曜の朝10:00から)で放送されていた。
ちなみにばらかもんとは五島の言葉で「元気者」という意味なのだそう。
これまたムスメからおもしろいよと言われて観だしたのだが、ほんとにおもしろくてはまってしまった作品である。
あまり詳しく説明したらこれから観ようと思った方が楽しくないかもしれないのでざっくり説明すると、東京出身の書道家「半田清舟」があるきっかけから長崎県五島の田舎に移り住み、地元の人や子供たちとの交流の中で成長していくといった感じの話である(かなりざっくり)。

ストーリーももちろん良いのだが、とにかく絵がキレイ。
五島の海や空や山が本当にキレイに描かれており、その中で活躍する登場人物達がとにかく生き生きしていて観ていて楽しい作品なのだ。
私も2度五島(五島市、行った当時は福江市)に行った事があるが、画面を観ていてまた行きたいなぁと思ってしまった。
なお、ばらかもんのファンの方が実際に五島に行ってアニメの舞台となったと思われる場所をめぐっておられるHPがあって、そちらを拝見させていただくと本当にアニメの背景とそっくりな場所が沢山有り、ちゃんと五島の町(おそらくは富江地区)を再現されていることに感動を覚えるほどである。
そして、田舎が舞台の作品では避けて通れない「方言」、これまで観てきたアニメの中ではまず間違いなく一番しっくりくる長崎弁(五島弁)である。
特に主人公の半田と並んでもう一人の主人公とも言える地元の小学一年生の女の子、「琴石なる」の声をされている子役の原涼子ちゃん(神奈川県横須賀市ご出身(!)の収録当時9歳)の五島弁がほんとに自然でおどろいてしまった。
登場人物の方言の自然さにはちゃんと理由があって、方言指導に五島出身の方が二人関わっておられる。
お一人は東京在住の田中奨伍さんというヨシノ先生のお友達でどうやらアニメ関係の方ではないそうだ。
もうお一人は実はこの作品のなかで登場人物の一人「山村美和」を演じておられる声優の古木のぞみさん、長崎県上五島のご出身で、この方が一度ガイド用としてシナリオ全部の地元の人の役を方言で演じたものをCDメディア等に焼き、その音源を演じておられる方達が聞いて方言をマスターしレコーディングに臨んでおられたとのこと。
舞台が下五島なので上五島出身の古木さんの言葉と異なったところがあった場合に田中さんが修正するなどとにかく方言の完成度には力を入れたそうで、半田役の小野大輔さん曰く古木さんのガイド版を何かのオマケにつけても良いくらい完成度の高いものだそうだ。
また、古木さん以外にも五島ご出身の立木文彦さんが教頭先生役で出ておられたり、この作品のキービジュアルは山本二三さん(長崎県ご出身、ジブリ作品などで背景を描かれたり美術監督をされたりしている)が描かれておられたり、作品中に出てくる書は長崎の書家、原雲涯さんが担当されたりと、作品に沢山の長崎の方が関わっておられるのだ。

今回この作品をコンプリートしたいと思ったのは作品自体もそうなのだが、ディスクの映像特典「おのせんせい/はらすずこの五島ばらか旅」を観たかったためだ。
これは昨年の夏の終わりに小野さんと涼子ちゃんが五島に来られた模様をまとめた映像なのだが、とにかく涼子ちゃんがかわいくてたまらない、そして琴石なるそのまんまなのだ。

まぁ、そんなものも含めて作品のファンになった人たちが五島までやってくるというくらい良い作品であるこの「ばらかもん」、是非観てもらいたいと思うし、長崎県はもっとこの作品を上手く利用すれば良いのにと思うのだ。

■■サイトリンク■■
○TVアニメ ばらかもん 公式ホームページ

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長崎の空

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 この穏やかな空、いかにして守っていくのかが私たちの大きな課題。

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広島の空

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 今日は朝まで仕事で、暑くなりそうだなぁと空を見ながら帰ってきた。
戦後70年という節目の年にも関わらず、安全保障法案なんていうのが成立しようとしている。
日本には自衛隊があり、これまでもその存在が日本国憲法第9条の1項および2項に違反しているのではとの論争があったのは周知の事実。
あいまいとも言える解釈によって違憲ではないとの状態でこれまできたが、この自衛隊を限定的ながら攻撃可能な部隊にしたいというのがどうやら安倍さんの考えか。
特に問題なのがこの法案を憲法改正(9条)の手続きを経ずに通してしまおうというところだろう。
この法案の基本部分になるのは国連憲章51条の集団的自衛権、この内容は「国連加盟国に対して武力行使が行われた場合に安全保障理事会が平和維持活動を行うまでの間に、いわゆる同盟国と連携して自衛措置を行う権利」を保証しているものと私は認識している。(違っていたら無学と笑っていただきたい)
安倍さんの分かりやすい説明によれば、友達の麻生さんが悪い輩にケンカを売られた時に麻生さんを助けるために自分もケンカに参加するという事なのだそうだ。
簡単に言うものだと感じたのは私だけだろうか。
ケンカのレベルではない、局地的かもしれないが正に戦争であり武力行使なのだ。
複数の憲法学者が発言しているが、これは憲法第9条に違反していると思われる。

「正しい戦争なんてない。」
「どちらが正義でどちらが悪という定義すら存在しない。」
国のために人を殺すという事自体、おかしいことなのである。
自国に危機が迫った場合に防衛のために動く、これは国家防衛のために必要であるとは思うし、この「専守防衛」が自衛隊の基本であったはずだ。
本当に集団的自衛権を行使するのであれば国民に対してしっかり説明をし、さらに憲法改正という手順を踏まなければならないのではないか。
もちろん、国会でも国民も憲法改正に反対するであろうということだからこのような状態になっているのであろうが、今の状態がおかしいことだと政権与党は自覚すべきではなかろうか。
この政権を選んだわれわれ国民にも相応の責任があり、だからおかしいことはおかしいと声を上げなければならない。

このような事を書くと「他国から攻められた時にどうするのか」と言われそうだが、自衛権自体を否定するつもりはないし、自衛隊の存在を認めないというワケではない。
自衛のための力は必要だとは思うし、そのために自らの意思で自衛隊で尽力されている方達を尊敬する。
一方で日本は平和憲法のもと、これまで繁栄してきたのも事実。
私たちはもっと世の中に関心を持たなければならないのではないか。
責任は私たちにあるのだ。

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