おくればせながら・・・

 新年も半月以上過ぎてからのやっとのアップ、おくればせながら今年もよろしくお付き合いくださいませ。

昨年11月中旬から職場がとんでもない繁忙モードに突入し、さらに11月末に祖母が他界、そのまま年末年始期の繁忙状態を迎えるという、職場内でこれまでにない多忙期を過ごしているうちにこの時期まで来てしまった感じだ。
実は2月より職場のシステム変更が予定されておりこちらにも関わっているのでまだまだゆっくりできない状態が続いているのだが、さすがに自宅でもずっと仕事のためにPCの前に座っていると「現実から逃げたくなってしまう」ので少々息抜きのためにこちらを書いている。

とにかく疲れたなぁという感じの昨年末から今年初めなのだが、12月31日にアニメーターの野崎さんが帰郷されるとのことだったので何とか勤務シフトを調整してまた長崎空港でお出迎え&お昼ごはんをご一緒させていただいた。
一昨年末にお会いした時にLINE友達になっていただいたのだが、以降たまにLINEでのやり取りをさせていただいており、ファンとしてはほんとに夢のような状況である。
現在、野崎さんはTBS系日曜17:00から放送中の「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(以降、オルフェンズ)」の作画をされているのだが、今年もウラ話など貴重なお話を伺うことができて楽しい時間を過ごさせていただいた。
一昨年末も週一放送のアニメ(クロスアンジュ 天使と竜の輪舞)を作っておられたのだが、とにかく週一アニメはスケジュールが厳しいとのことである。
アニメーターの方々のそれこそ血のにじむようなお仕事の結果がO.A.されるアニメということで、野崎さんのお話を伺ってからはアニメを観る姿勢が自分の中で変化したような気がする。
簡単に言えば「どんなアニメもとんでもない労力がかかっており、観る側として簡単に批判や否定などできない」と思うようになった。
もちろん自分の好みなども絡んでくるのでここの表現はどうなんだろうと思うこともあるし、実際に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I」を観た時も自分として「ここは違うんじゃない」ということをこのブログで書いたりもした。
だが、作品自体やスタッフのみなさまのお仕事自体を否定するつもりはなくむしろ次が楽しみな作品だと思ったのも事実である。
極端な言い方をすれば20年前のアニメと現在のアニメは完全に別物と言えるくらいに進化している。
ただ、それに携わる方達のご苦労はカタチは変わっているかもしれないが、本質的には変わっていないものと思う。
もちろんアニメも商売だから作る会社やスタジオでそれぞれ「作り方の方針」が違うということはあるだろうが、それでも大変なお仕事であるのは間違いない。(スケジュール次第では連日帰宅できなくなることもある世界だ)
詳しく書くことはできない部分が多いのでこれ以上は書かないが、私自身のおかれている職場状況がとても恵まれていると思えるくらいの過酷さで、好きだから続けられると思えるようなお仕事なのだ。

さて、放送中のオルフェンズだが現在2クール目、今日(1月17日)に15話が放送される。
作画もしっかりなされていてとにかく観ていて気持ち良いと思える画面になっているし、設定やストーリーもフィクションながらリアル感が高く、キャラクターもそれぞれに魅力的である。
ビームライフルを使わないガンダム(笑)なのだがメカアクションも素晴しく、私が観る限りモビルスーツやモビルワーカーのほとんどの部分が手書きで作画されているようだ。(艦船は3DCGメインの模様)
かなりの部分が手書き作画で行われているようで、それでいて作画の完成度やCGとのマッチングがむちゃくちゃキレイで本当にハイレベルな作品である。
今、野崎さんは17話(おそらく1月31日放送?)の作画監督をされてるそうで、本当にとんでもなく忙しいことであろうと推測する。
お身体をおいといくださいとお祈りするばかりである。

【追記(訂正)】
野崎さんが作画監督なされた回は17話ではなく16話「フミタン・アドモス」でした。
お話を伺った限り、かなり大変だった模様である。

■■サイトリンク■■
○機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 公式ホームページ

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ボージョレー・ヌヴォー2015

 仕事の多忙さでまったくさわれていないこのブログ、10月に固定ページを作って以来1ヶ月ぶりか・・・(^_^;)。

さて、昨日、11月19日はボージョレー・ヌヴォーの解禁日。
なんだかここ数年いつもこの日はとまり勤務明けで朝から帰る途中にマックス○リュで購入している気もするが、今年も同じパターンでとまり勤務明けの朝にいつものマック○バリュでこれまたいつものイ○ンブランドの「ボージョレー・ヌヴォー」「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌヴォー」お買い物。
浅学ながらこの2種類の違いをざっくり説明すると、
まずは一般名称としての「ボージョレー・ヌヴォー」とは、ボージョレー地区で造られたものにつけられるワインの中の新酒につけられる名称、つまり、ワイン名「ボージョレー」の新酒(ヌヴォー)という意味。
そこを踏まえて「ボージョレー・ヌヴォー」というのはボージョレー地区全域で造られた新酒のこと。
で、「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌヴォー」というのはボージョレー地区の中でも特定の地域で造られた、いわゆる地域限定優良酒みたいなもので、普通の「ボージョレー・ヌヴォー」よりもランクが上になる。
フランスワインの格付けは地域や畑でつけられていて、ランクが高い地域や畑の生産者はその格に恥じない高品質のワインを生産するために努力されている。
ちなみに「ボージョレー・ヌヴォー」自体がフランスワインの中でも指定地域優良ワイン最高の格付け「AOC(Appellation d’Origine Controlee)」ワインである。
ラベルを見ていただくと「APPELLATION BEAUJOLAIS CONTROLEE」と入っているだろう、これが格付け表示である。
この「BEAUJOLAIS」の部分がボージョレー地区を意味するのだが、この表示が詳細になるほど格付けが上がるわけだ。

PHOTO

で、早速その夜に左の「ボージョレー・ヌヴォー」の方をいただいたのだが、何だろう、最近はハズレが無いなぁと感じている。
今年の「ボージョレー・ヌヴォー」は昨年のものよりも若干酸味を感じるものの、フルーティな香りが良くとても軽やかで呑みやすい。
するすると気軽に呑める感じである。
そして今夜、右の「ボージョレー・ヴィラージュ・ヌヴォー」いただいた。
これがとにかく美味い!
ヌヴォー特有のフルーティさや軽やかさを感じつつ、赤ワイン独特のどっしりした旨みが感じられる。
赤ワインが好きな方なら楽しめる味わいだと思う。

ワインをたしなみだして27年、初めは赤ワインは苦手だったのだが呑みだすとだんだんその味に惹かれてここまできた。
赤ワインの渋味、酸味、えぐ味に慣れてきたのか、また、その味が好きになったせいか赤ワインが不味く感じることが無くなってきた。
おそらくはそんな感覚がボージョレー・ヌヴォーにハズレが無くなったと感じているのかもしれない。
いずれにしても美味いワインに出会うと幸せな気分になる。
ホントに自分は酒好きだなぁと思うわけだ(笑)。

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2015 Formula 1 Japanese GP

 2015年9月27日(日)、今年も三重県の鈴鹿サーキットでF1日本GPが行われた。
今年も自宅でCS生放送の観戦となったが、セッションスタートの金曜日こそ雨天だったものの土日は好天に恵まれたようだ。

レースはメルセデスのニコ・ロズベルグがPP、フロントロウに同じくメルセデスのルイス・ハミルトンと今年のトップのチームが前を独占、その後にウィリアムズとフェラーリのドライバーが並ぶというグリッドでスタートとなった。
まぁ、結果はスタート直後の1〜2コーナーで前にしかけたハミルトンがロズベルグをかわしてトップに立ち、そのまま危なげなくチェッカーフラッグを受けた。
ハミルトン、おめでとう。
ロズベルグはハミルトンにしかけられた時に4位まで下げたものの、着実に順位をあげて2位でフィニッシュ、3位にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが入った。
これで、ドライバーズポイントでハミルトンがロズベルグとの差をひろげ、ロズベルグはかなり不利になったであろう。
スタート直後にはハミルトンの直後にいたウィリアムズのフェリペ・マッサとレッドブルのダニエル・リカルドの接触や、中団でも接触があって多少ドタバタしたものの、20台全てが完走扱いと割りとクリーンなレースであったのが印象的だ。
もちろん激しい順位争いを各所で行っているのだが、もともと抜きにくいコースということもあり極端に危険なドライブをする者もなく、とてもフェアなレースだったと思う。

そんな中で、とにかくがんばってると感じたのはマクラーレンの2台、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンだ。
今年からホンダが復帰しマクラーレン・ホンダという25年ほど前に大活躍した最強のチームの名前が復活ということでかなり大きな期待をかけられたチームだが、昨年から導入された現在のF1のパワーユニットは当時とは全くの別物であり、他のメーカーより1年遅れて参入したホンダには不利な状況であるのは間違いなく、当然の事ながら復帰1年目で大きな結果を出すのは無理な話。
今日のレース中にアロンソが「GP2(下位カテゴリーのレース)のエンジン!」と叫んだように、メルセデスはもちろんフェラーリやルノーエンジンにはまだまだ及ばないのが現状である。
それでも今日のレースも含め、いくつものレースでザウバーやトロロッソなどの中団チームとしっかりレースが出来るように進歩してきている。
現在のF1では規則でパワーユニット(エンジンと補助機器)自体の設計変更などの開発と使用台数(4基)に制限がかかっている。
トークンと呼ばれるチケットみたいな扱いのもので特定のパーツに対しては開発が許されているものの、設計自体の変更は認められない。
つまり、基本的にはシーズン当初に投入したパワーユニット含め同型のユニット計4基で1年を走らなければならない。(これを超えるとグリッドダウンなどのペナルティ有り)
この難しい規則の中、ホンダは時にペナルティをうけながらも(エンジン4基超え)着実に進歩を重ね、シーズンの終盤にここまでレースが出来るようになってきたのだ。
今年のホンダのパワーユニットはマクラーレンのシャシーに合わせかなりコンパクトにつくられている。
小さく収まるほうがクルマ全体の空力に有効であるのだが、この結果パワーユニット自体の放熱による冷却不足に悩まされる事となった。
この設計自体は変えられないのだからもうどうしようもない。
クルマ自体の細かい部分の変更で対応し、それでもダメなら我慢しなければならないのだ。
ただ、今年のデータは間違いなく来年に活かされる。
もちろん2年目には大成功なんて夢や妄想は描かないほうが良いであろう。
どのくらいホンダがF1でレースをやるかわからないが、続けていれば必ずチャンピオンエンジンをつくってくれると信じている。
まずは、今年をしっかり走ってもらいたい。
そして、来年はちょっとだけ期待したい。

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初めてのチャレンジ

 九州ではメジャーであり、ウチの食卓では定番の調味料「柚子胡椒」
毎年ウチの親父が作って分けてくれていたのだが、昨年は廻ってこなかった。
理由を聞くと「使っていたミキサーが壊れて作らなかった」とのこと。
たまたま一昨年に多めにもらっていたのでこの夏までは大丈夫だったのだが、いよいよもって無くなってしまう状況に。
で、足らないなら作ってしまおうと初めての「柚子胡椒」作りである。
以降、備忘録を兼ねてブログに残しておこう。

早速ネットでレシピを検索すると、どのサイトもだいたい次のような感じ。
【材料】
1)青トウガラシ 大量
2)柚子 たくさん
3)塩 適量

う〜む、アバウトだなぁ(笑)。

そんな中で、削った柚子の皮「1」に対しトウガラシ「4」、それを合わせた分量のおよそ1割の量の塩と説明しているレシピを発見。
う〜む、全体の割合はわかるけど、どんだけの量が必要なのかはよくわからず。
まぁ、割合がわかったのである程度の目分量で柚子とトウガラシを入手しようと考えた。
ところが、青トウガラシってなかなかスーパーで見つからなくて苦労した。
6件ほど廻ってなんとか材料をゲット。

PHOTO1

今回は
1)青トウガラシ 約500g
2)青柚子(小ぶり) 20個ほど
を準備。

PHOTO2

まずはトウガラシの下準備。
せっかくなんでウチの庭のプランターで育てた青トウガラシもちょこっとだけ追加。

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キッチンハサミでトウガラシのヘタをとり、半分に縦割りして中のタネをスプーンでこそぎとる。
とにかく単純作業の連続で、しかも細かい作業なのでかなりめげそうになる。
さらに、薄手の調理用手袋を着用して作業をしていたにもかかわらず、両手がヒリヒリして痛くなる。
カプサイシンを甘く見てたな。
次にやる時は厚手のビニール手袋でやろうと固く心に誓った。

PHOTO4

およそ2時間かけてなんとか下準備が完了。
ここで本来なら包丁でみじん切りにするのだが、時間と手間を短縮するために小さめに切ったあとにミキサーにかける。

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もう一回ミキサーにかけるので軽く粗めにやっておき、次に柚子皮の準備。

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これまた本来なら柚子皮も包丁でむいてみじん切りにするのだが、下ろし金で削ったほうが香りが立つとレシピにあったのでがんばって削る。

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これまたおよそ2時間ほどかけて20個ほどを削り、トウガラシと合わせてもう一度ミキサーに投入。(上の写真はすでにトウガラシとあわせたもの)
ここらへん写真を撮り忘れていたが(いかんせん手が痛くて、写真まで思いがいたらなかった)、そこそこ細かくなったところですり鉢に出して目分量で塩と柚子の搾り汁を少しだけ混ぜて擂り粉木であたる。
混ぜ合わさればできあがりである。
これまでおよそ5時間、思った以上に手間がかかるなぁと思った。

PHOTO8

ほぼほぼ目論んでいた量で、1年分のストックができあがった。
ただ、この後3時間以上手のヒリヒリ痛みはひかなかった(笑)。
ほんとにとんでもない痛みであった。

PHOTO9
PHOTO10

せっかくなので味見がしたいなとカミさんに言うと、これなんかどうと大根の薄切りを出してくれた。
シンプルに柚子胡椒をちょこっとつけて食べると、豊かな柚子と青トウガラシの香りと鮮烈な辛さにほんの少しの塩味。
初めてにしては良くできたんじゃないかと自画自賛してみたりして。
なじみのある味を口にしながら、毎年こんなに苦労して作ってくれてた親父のすごさを改めて感じた一日であった。

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今さらながら・・・

 現在のMac、Mac Pro(Late2013)に替えてもうすぐ1年。
デフォルトでインストールされていたOSはMac OS X Ver.10.9.3 Mavericksだったのだが、幸運な事にそれまで使用していたアプリケーション(PowerPCアプリケーション除く)がほぼ問題なく動作してくれていたので最小限の出費で済ませることが出来ていた。
「Office2004:Mac」が動かなくなった関係上、Windows版Officeが必須となったためにWindows環境だけは一から作り直したのだが、使い慣れたMac OSのアプリケーションにあまり問題がなかったのは気分的にすごくラクであったのは間違いない。(Office2011:Macは罫線描画が個人的に気に入らない
ただ、できればMac OS側のみで全てを済ませたいと常々思っており、そういう意味では今年中にはリリースされるであろう「Office2016:Mac」には期待している部分もある。
そんな中(2ヶ月ほど前だったか)Office2016のプレビュー版がダウンロードできる事を知り、早速試したくインストールしようとしたのだが「10.10 Yosemiteじゃないとダメ」とのことでちょっとがっかり。
これまでYosemiteにアップしなかった理由は単純に「動作しないアプリケーションが出る(追加投資)のがイヤ」だったため。
私のようにアニメのディスクに資金を割いているとなかなか動かせる資金は少なくなるわけで、うまく計画していかないとすぐに資金は枯渇することになる。
しかし、昨日(9月9日)の「Apple September Event 2015」で10月1日よりMac OS X 10.11 El Capitanがリリースされると発表。
実は秋から10.11がリリースされることは以前から把握していて、10.10をどうしたものかと考えてはいた。
なぜなら、10.11がリリースされたら10.10がダウンロード出来なくなる可能性があるからだ。
ちなみに2015年9月10日現在、旧OSの販売は10.6から10.8までが公式HPで確認できるが10.9は書かれていない。(まぁ、ウチのMacでは10.9.3でレストアされるからこの点は問題ないが)
Office2016正式版のシステム要件が不明ながら、万一10.10以上となった時に10.11しかインストールできなかったら、もしかしたら動作しないアプリケーションが増えるなどの被害が大きくなるかもしれない。
色々と考えあぐねた結果、10.9環境には戻せるという保証があるのでいったん10.10にアップして自分の環境の動作確認をしようと決定。

PHOTO1

というわけで、今さらながら10.10 Yosemite環境へ。
2日前からチェックしているのだが、とりあえずほぼ問題なく動作している模様。
ただ、ひとつだけ危ないのがライティングアプリケーションの「Toast10」。

PHOTO2

実はまだチェックしていないアプリケーションなのだが、検索サイトで調べるとToast12以前のバージョンは10.10で不具合が出ているとの書き込み多数。
データの保存用にかなり使用するアプリケーションなので、コイツが使えないのは非常にイタイ。
Macを使い始めた当初こそライティングには「Mac CDR」を使っていたが、Mac CDRがリリースされなくなった以降はずっとToastシリーズを使っている。(Toast5から)
なかなかに使いやすいヤツで、実際にこれ無しでは不自由になる。
さすがにこれだけはアップグレードが回避できないなと思いながら、以前も書いたが必要な投資はしなきゃなと改めて感じたのだ。

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