ついにコンプリート!!

 久しぶりのアップはやはりアニメネタから(笑)。

映画の完結、そして円盤の発売から1年も経っているのにまだUCネタでひっぱってみよう。

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以前もこのブログで紹介した「機動戦士ガンダム ユニコーン GREAT WORKS」、ついに全3巻コンプリート達成\(^o^)/!!
とにかく映像の素晴しさに惚れ込んでしまったこの作品の資料集は何が何でも揃えたくて仕方がなかった。
実際に資料を見てみると、アニメーターやスタッフの方々の並々ならぬ苦労が感じられ、改めてすごい作品だったなぁと再確認してしまう。
特に原画集を見ていると「え、ここも手描きの作画だったの?」ってのが沢山出てきて、本当に画力のレベルの高い方達ががんばっておられたんだなと尊敬の念で一杯だ。
この作品の原画を描かれていた野崎さんとは今でも時々LINEでアニメのお話をさせていただいているが、とにかく普通では伺えないようなお話も教えていただいたりと、ファンとしてはとんでもなくありがたいご縁をいただいたものだと整体院の富永先生には感謝であるm(_ _)m。

実は野崎さんがUCの後に関わっておられたアニメ(作画および作画監督をされている)もレンタルで拝見しているのだが、いやいやこちらも週1放送のアニメとは思えないクオリティ(まぁ、それでも作画崩壊回はあったようなのだが、円盤にする時点でリテイクされたそうな)で、しかもストーリーがとにかく面白い。
さすがはSUNRISE作品といったところなのだが、これも予算を組んでなんとか全巻コンプリートしたいと目論んでいる。
いつになるかはわからないが、コンプリートした暁にはまたこちらでご紹介したいと考えている。

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 1

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 今年2月末に2週間ほど上映された劇場版新作ガンダムのBlu-ray、先月末に発売されたので購入して4回ほど観てみた。
毎度の事ながらネタバレしない程度で自分なりの感想を書いてみたいと思う。
あくまでも私個人の一ファンとしての感想であり共感できないと思われるところもあるかもしれないが、そんな時は読み飛ばしていただきたい。

 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は機動戦士ガンダム(TV&劇場版)のキャラクターデザインをされた安彦良和氏が原作のマンガで、2001年6月から2011年6月までガンダムエース誌で発表された。
いわゆる富野監督のガンダムの世界を安彦氏のアレンジで再構築されたと言える作品である。
今回アニメ化された「THE ORIGIN 1・青い瞳のキャスバル」はマンガ原作の中の「シャア・セイラ編」が舞台である。(ちなみにこのあたりは私は原作を読んでいない)
原作者の安彦氏が総監督をされるということもありとても期待をしていた。
観終わってまずは「引き込まれる良いストーリー展開」でとても楽しめた。
ランバ・ラルとクラウレ・ハモンの活躍がとにかく痛快で二人のファンである私は拍手喝采である。
キャラクターデザインも安彦氏のキャラをうまく再現できていると思うし、カトキハジメ氏のメカニックデザインもカッコよくてキレイな絵だと感じた。
ただ、どうしてももったいないと思ったのはCGの使い方(と言って良いのかな)だろうか。
一言でいえばCGに頼りすぎたように見えてしまうのだ。
特に冒頭のルウム戦役のCGシーン、一見するとなめらかに動くザクIIやムサイなどの艦船が本当に良くできている。
昔からガンダムを観ているファンはこんなにリアルに動くザクIIを見て感動するであろう。
しかし、観ているうちに違和感を感じ出す自分に気付くのだ。
UCの作画をされていた野崎さんとお話しさせていただいた時に話題にでたもののなかに「ガンダムのファンは徹底してリアルにこだわる傾向の人が多い」がある。
感じ方は別かもしれないが、どうやら私もその一人に入るらしい。
すでにRTX-65ガンタンクが存在するなど安彦氏に再設定されている世界とは言え、基本設定はそれほどオリジナルとは違わないと思われるオリジンの世界、南極条約締結以前のルウム戦役時のザクIIは核弾頭使用を想定して耐核装備が施された初期量産型のMS-06Cと思われる。
シャアの機体もこれだろうと初めは思ってたのだが、調べてみるとルウム戦役時もS型との記述があったのでどうやらS型と想定。
C型の耐核装備は重量がかさみ機動力に問題があったため、おそらくシャア専用機はC型をベースに耐核装備を排除しさらにシャアの好みに合わせて各種リミッターをカットしたものであろう。
通常の3倍のザクはこの時点でC型の3倍と考えられる。
ちなみに耐核装備をはずして再調整されたのが量産型ザクII MS-06Fである。
話をもどして、いくらS型とはいえ、画面でのシャアザクの動きが速すぎるように感じる。
推進力が高いのはわからないでもないが、各所の動きがなめらかに速く動きすぎているように感じてしまう、そう、反応速度が速すぎるように見えるのだ。
例えばRX-78-2ガンダムだが、当時公国のMSが関節などの駆動部に採用していたパルスモーターよりも反応速度や出力的に進化したフィールドモーターという技術を採用している。(Iフィールドを利用)
そのガンダムでさえアムロの操縦に反応できずマグネットコーティング処理で対応しているのに、当時のザクIIが人体がそのまま動くように素早くなめらかにストレス無いように動くところに違和感を感じたのだ。
なお、公国系MSは連邦系フィールドモーターとは異なったアプローチで反応速度をあげる試みをする(サイコフレーム)のだが、それはもっと後のお話。
後からネットで劇場で観た人たちのレビューを見たのだが、この部分は本当に賛否両論だった。
ザクがグリグリ動いて感動したという意見がありながら、こんなに動いて良いのか?という意見がとても多いのだ。
この後の本編の映像とあまりにも差があり、逆に統一感が失われてバランスが悪く「このシーンは要らなくても」と私は思ったのだが、同様の感じを持った方もおられたようだ。
ちなみに、2004年に公開された「機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-」というフル3DCG作品においてルウム戦役のシーンがあるが、画面全てがCGだったということもあるのかこちらはそれほど違和感も感じず、MSの動きもすんなり受け入れられた。

本編でもかなりのCGが使われているが、やはり何だかCGに頼りすぎてる感がするのは私だけだろうか。
私の中で象徴的にわかりやすかったのが馬が動くシーン。
あるシーンでは線画(動画)で表現された馬が出てくるが、こちらはしっくりしていて全く違和感を感じなかった。
しかし別のシーンでCGの馬が出てくると、こちらの馬の動きが違和感満載。
私は競馬を観るのが好きで良く競馬中継で馬を見ているのだが、少なくとも競馬に出てくるサラブレッドはなめらかながらすごくシャープな動きで、見た目かなりゴツゴツした感じで動く。
これを見慣れているので、あのCGの馬はなめらかすぎてリアルに見えなかったのだ。
その他にもいくつかあげられるのだがきりがないので、まとめるとCGと線画のバランスがもうひとつで画面が馴染んでないと言うかとにかくバランスが悪く感じたというのが正直なところなのだ。
メカもキャラも素晴しかっただけに本当にもったいなかった。

私が思うに、ある経験がなければここまで思わずにもろ手をあげて「最高!」と言っていたかもしれない。
その経験とはまさに「機動戦士ガンダム ユニコーン(UC)」の映像を観てしまったことだ。
UCはストーリー、声のイメージ、映像の完成度、キャラクター、メカ、線画とCGのバランス全てにおいて私の中ではこれまで観た中で間違いなく最高傑作である。
アニメーションの絵の性質上、手描きの線画が映像のイメージをまとめるものと私は考えている。
UCはキャラクターのみならずMSまで線画メインで作るという方針だったそうなのだが、コスト面を考慮すればこの方式はもはや時代遅れだそうだ。
ただ、その方式で最高の映像を作られその映像を観てしまったファンとしては、どうしてもそのレベルを求めてしまうのだ。
ただ、UCほど手描きにこだわらなくてもしっくりくる映像はできるはずで、例えば「劇場版PSYCHO-PASS サイコパス」なんかもかなりCGが使われていたが、手描きの部分が上手く全体をしめていて違和感もなく楽しめた。
おそらくはCGと線画のバランスが映像のイメージと合っていれば違和感を感じなくなるのではないだろうか。

一ファンとしていろいろと厳しい意見を書いてきたが、作り手の方達のお仕事自体を否定するつもりはないと言う事だけは付け加えておきたい。
冒頭にも書いているがこの作品は充分楽しめたし、これからのオリジンという作品自体も楽しみにしているし期待もしているのは間違いないのだ。

■■サイトリンク■■
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ホームページ

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ビール、ビール!!(その6)

 このタイトルをつけるのはすごい久しぶり、調べてみると2009年11月5日以来なので実に5年5ヶ月ぶり(笑)!
まぁ、このブログ自体もめったにアップしないので仕方ないか(^o^;)!!

少々前の話なのだが、職場で仲良くさせてもらっている人にもらったのがこちら。

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何の振りもなくこのラベルを見てピンと来る酒業界以外の方は中々の酒通であろう。
このビールはキリンホールディングス(キリンビール)の新企画の中で作られているビールのプロトタイプのひとつなのだが、私はその予備知識無くラベルを見たためラベル上部にある「SPRING VALLEY BREWERY」、そして「COPELAND」という名前を見て思わずにやりとしてしまったのだ。(その後にキリンのHPでこの企画を見たのだ)
ちなみに、SPRING VALLEY BREWERYは1870年に横浜につくられた日本初の商業目的のビール醸造所で、その創業者がウィリアム・コープランドなのだ。
で、この醸造所がトーマス・グラバーや三菱財閥などにより麒麟麦酒(後のキリンビール)に引き継がれたのである。
私が強烈に酒に興味を持ち始めたおよそ20年前に購入した「世界の名酒事典’96年版」で読んだ事があったので、ついにやりとしてしまったのだ。
で、せっかくなので呑み比べをと思ってチョイスしたのがこれら。

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どれも麦芽100%のプレミアムながらそれぞれに特徴がありそうなやつらばかり。
まずは、「COPELAND」

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写真ではわかりにくいかもしれないが、酵母が残ってるんだろうか注いでみるとすこーし濁った感じ。
一口含むとかすかに感じる甘味と心地よい苦味があり、飲み込むと鼻に抜ける華やかな香り。
しっかりと味は感じながら飲み口は軽やかで、いわゆる「濃い味」ではないものの私好みの味である。
このビールの最終形は5月に発売されるようなので、興味がおありの方はキリンのHPでチェックを。

次に試したのが「プレミアムモルツ コクのブレンド」

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いわばプレモルとプレモル黒のブレンドなのだが、ノーマルと黒の良いところがうまく混ざった感じで美味いビール。
黒ビールが苦手な人にもお奨めできると思う。
プレモル自体も美味いビールなのでお試しいただきたいビールだが、限定醸造と言う事なのでお急ぎいただきたい。

次は「ヱビスビール 香り華やぐヱビス」

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ジョエル・ロブションが認めたということなのだが、どんなものかと興味があった。
呑んでみて驚いたのが、これまでのヱビスビールとは全く別方向に向いた味ということ。
麦芽のどっしりした感じというよりは軽やかな口当たりで香りも軽い感じ。
ホップの苦味と香りが強いのかな、その割に麦芽の濃さが伝わってこないのでどちらかと言うと呑みやすさ重視なのか。
美味いとは思うのだが、ヱビスブランドであえてこの方向性はやらなくても良いのではと個人的には思ってしまった。
あくまで個人的な感想なので。

最後に「プレミアムモルツ 黒」

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安定の美味さである。
どっしりしたうま味と甘味、ほどよいけどしっかりした苦味。
ほんとに最近の黒は美味しくなったなぁ。
黒ビール好きにはたまらない一本である。
こちらも限定醸造なので、飲みたい方はお急ぎを。

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ヘルメット

 このサイトの右上部にあるカウンタ、ここ数ヶ月機能しなかったようなので新たに設定し直した。
カウンタがどこまで上がっていたかがよくわからなかったのだが、まぁこれくらいはあったと思ってとりあえず「1000」からスタート。
ま、適当だからどーでもいいのだが(笑)。

さて、旧ブログサイトにも書いている原付バイクで通勤途中に遭った交通事故、あれからもう7年が経過した。
1月に事故に遭い仕事に復帰したのは4月だったのだが、その時に新たに購入し使い続けてきたヘルメット。

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近くのホームセンターで見つけたものでデザインも気に入っていたのだが、さすがに中のウレタンクッションがへたれてきた。
職場の先輩でバイク通勤されている方から「考え方は人それぞれだと思うけど、ウレタンがへたれてきたら安全面を考えて中のクッション部分を交換するか、ヘルメットを買い替えたほうが良いよ。」と教えてもらった。
実はその話を伺うまで「ヘルメットのクッションが交換できる」というのを知らなかった(笑)
まぁ、安価なヘルメットだったのでそういう機能がついていなかったのだろうし、そのためにそういう機能の存在を気にしなかったのだが、考えてみると取り外しや交換ができる方が衛生的だし永く使用できるかもと思い早速ネットで検索。
すると、これまで使用してきたヘルメットよりほんの少し高いだけで「クッションもシールドも交換できる」ヘルメットを発見した。(当然ちゃんとSGマークがついている)
当初は夜目にも目立つイエロー系を買おうと思ったのだが、どうしてもメタリック系のレッドに惹かれてしまいこちらを購入した。

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届いてみると思った通りの良い色。
ちゃんとクッションも取り外しと交換が可能。(交換用クッションも同時購入)

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まったくの無地のヘルメットなので、せっかくだからちょっと遊んでみようと思い、クルマとかにも使えるというカッティングシートを購入し自分でデコってみようと考えた。
どんなデザインにしようかとヘルメットを眺めながら考えていたのだが、ふとヘルメットってザクに似てるなぁと思い始めた。
ならば、ザクヘッドのパネルパターンっぽくしてみようと決めて、あれやこれやと画像を検索、最終的に「1/144 RG ザク」の頭部のパターンを採用。(気になる方は検索を)
といっても完全再現は難しいので、ある程度それっぽくなるようにマスキングテープであたりをつけて細く切ったカッティングシートを貼っていく。

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ザクをイメージするならば動力パイプや口のところのダクトも再現すべきなのだろうが、あまりゴテゴテしてもおかしくなりそうだったので、ほんとにシンプルにラインのみにした。

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このカッティングシートはドライヤーで熱を当ててやると伸びるタイプだったので曲面でもキレイに貼れた。
最後に後頭部にジオン公国のマークのステッカーを貼ったのだが、いかんせん平面用のステッカーを曲面に貼るのでどうしてもシワがよってしまった。

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まぁ、仕方がないと妥協し、シールドやクッションを外してマスキングを施し、仕上げにスプレーのスーパークリアーを6度ほど重ね吹き、乾いたところでこれまた同時購入したミラー加工(薄め)されたシールドとクッションを取り付けて完成。

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何だか思った以上にイイ感じになったと自己満足に浸っているのである。

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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス

 昨日はムスメと約束していた「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」を観に映画館へ。

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「PSYCHO-PASS サイコパス」は2012年にフジテレビの深夜「ノイタミナ」で放送されたアニメ。(踊る大捜査線シリーズの本広克行氏が監督されてるのだ)
100年ほど未来の日本、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とした「シビュラシステム」というシステムそのものに支配された世界の中で、そのシステムによって監視されている中でも発生する犯罪に対して治安維持活動を行う厚生省公安局の新任監視官「常守朱」を中心として描かれている。
その世界ではシステムが計測する「犯罪係数」というものが既定値を超えていれば犯罪を犯していなくても「潜在犯」として裁かれることになり、こういった潜在犯や実際に犯罪を犯した犯罪者に対しての武力を含めた実行部隊として公安局が機能している。
ざっくり説明すると、この公安局刑事課には実質の捜査を行う「執行官」とその執行官を管理・監督する「監視官」が存在し、執行官は犯罪を犯す可能性の高いとされる潜在犯で構成され、犯罪係数が既定値以下の人間が監視官という関係である。
もともとムスメがこの作品が好きで「おもしろいよ」と教えられたのだが、しっかりした設定とさらに設定を活かしたストーリーが本当にとてもおもしろく、私もお気に入りの作品となっている。(さすがに金銭的理由でDVDはそろえていないのだが)
その劇場版という事でかなり期待して観たのだが、期待を裏切らないとても重厚なストーリーでとても楽しめた。
アニメーションもとてもキレイで本当に素晴しい作品だった。
少々グロい表現があるのでそのテが苦手な方にはお奨めできないのだが、物語はなかなかに見ごたえ有りなのだ。
参考までに、脚本は主に虚淵玄氏。
「魔法少女まどか☆マギカ」「仮面ライダー鎧武(ガイム)」の脚本を書かれた方で、すんなりハッピーエンドにならないストーリーを書くことでその筋では有名。
興味がわかれた方はまずはレンタルで1期をご覧いただきたい。(1期を観てないと劇場版につながらないのでご注意)

ところで、映画が20:15からということでその前に腹ごしらえしようと決めたのがこちら。

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長崎名物のひとつである「夕月カレー」
ここのカレーはルーがピンク色
以前千葉出身の友達を連れて行ったら「いちごソースじゃないですよね」と言われたことがあり(笑)。
味はちゃんとカレーなので初めて遭遇すると色と味のギャップに驚かれることだろう。
長崎市の観光通りアーケード内にお店があるので、長崎においでの際は是非ご賞味いただきたい。


■■サイトリンク■■
アニメ PSYCHO-PASS サイコパス 公式ホームページ

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