マッサージ(2010/04/13)

 去年の夏を過ぎた頃から左ひざの関節に鈍い痛みを感じ出した。
実はそのはるかに前からなんとなく違和感は感じていたのだが、ひざの曲げ伸ばし時に確実に関節がずれる感覚とともに痛みを覚えるようになったのだ。
一時的なものかと思ったのだが一向に改善する気配がないために、10月に入った頃にマッサージに行くことにした。

正確には整体療術院というところで、いわゆる整体をやってもらうのである。
そこで身体を診てもらったところ「左半身の筋肉が全体的に萎縮して緊張状態にある」ということであった。
まぁ、身体の左側の筋肉がいわば縮もうとがんばってるようで、それがひざ関節周りの筋肉まで影響してずれているようなのだ。
その発症原因がなんと2年前の交通事故らしいのである。

 事故の概要は、私が原付バイクで交差点進入(直進)時、一時停止を無視した普通乗用車に左方から衝突されたというもの。
この時、相手の車のバンパーが私の左腰あたりに衝突し、そのまま私は車両のボンネットに乗り上げてフロントガラスで前方に押されるかたちで宙をとび、左側を下にしてアスファルトの地面に落ちたのであった。
車両とあたったのも地面に落ちたのも左側である。
整体の先生の話では、人間の身体は強い衝撃が加わると筋肉が硬く縮まって衝撃に耐えようとするらしく、人によっては筋肉がその縮まった状態を記憶してしまうらしいのだ。
私の場合はまさにそれらしく、左側の筋肉全体が事故のときの衝撃を記憶して防衛しようと過剰に反応している模様。
症状が出るまでに若干時間が経った理由ははっきりわからないが、事故後数年経ってこのような症状が出るケースは結構多いという話だった。
マッサージで筋肉をほぐしてやれば症状は緩和するのだが、筋肉が記憶しているためにまた縮んでくるようで、しばらく経つとまた関節がずれて痛くなってしまうのだ。

そんなわけでそれから1ヶ月~1ヶ月半に一度くらいのペースで整体に通っている。
昨日も行って来たのだが、マッサージされている最中はとにかく気持ち良い。
整体と言えば骨をバキバキというイメージがあったのだが、私が通っているところはムリに関節の位置を動かすことはほとんどなく、筋肉をゆっくりマッサージしてほぐして関節を正常な状態に戻そうとするようだ。
もちろん背骨や頚をのばしたりするときは若干バキバキとなるが、痛くすることはない。
1時間みっちり身体をメンテナンスしてもらえるありがたい場所なのだ。
ただ、やってもらった1日後くらいにいわゆる「もみかえし」が来たりする。
今日もかなりだるく感じるのだが、これがおさまるとずいぶん楽になるのだ。
やってもらってるこちらは気持ちいいのだが、施術している先生は大変である。
毎日何人も施術するわけで、しかも身体は人それぞれで症状もそれぞれ。
それに合わせてご自分の身体を使って治療するわけだから、さぞかししんどいことだろう。
先生にはほんとにお身体を大事にしていただきたいと思ってしまうのである。

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決別のとき(2010/04/08)

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 私の部屋の押し入れ状態のクローゼットの棚板が荷物の重みに堪えきれず割れてきた。
その重量のほとんどがビデオテープ(およそ400本)である。
クローゼット自体が190cm×95cmとかなり広めで、下側に補強なしの状態(内面の3面にワク材をビス留め)で畳一畳ほどの中板が取り付けられていたのだが、さすがに重いものを載せすぎたようで6年経過時点で悲鳴をあげてしまった。
普通に布団のようなものだったら大丈夫だったのだろうが、私の所持品はPC関連の機器や関連本などが多数。
なるべく重いものは棚板には載せないように下段に置いていたのだが、どうしてもビデオテープだけが下段に入りきれず棚板に載せていたのだった。

今でこそビデオ素材の保存にはDVDディスクを使用しているが、ほんの少し前まではビデオテープが主流だったのは周知の事実。
ウチもF1のレースや大好きだったアニメなどをビデオテープで残していた。
しかしながらDVDやBlu-ray、HDDがビデオ保存の主流になった現在、ビデオテープを扱うことはほとんど皆無、しかもこの本数全てをDVDに焼き直すなんて私にはそんな忍耐の要る作業はできない。
いよいよ潮時なのかもしれないと思った。
最低限の保存版を数本残し、ほとんど全てを処分することに決めた。
特にF1は1993年から2004年までの12年間すべてのレースの地上波放送を保存していて思い入れはあるのだが、かといって観返すこともないわけで、まぁ、どうしても欲しいと思えば関連のDVDもありはするのでそちらを手に入れればいいかなと割り切った。

 実際には使ってなくても棄てられないというのは結構あるもので、貧乏性の私としてはそういうものがどんどん増えていく可能性も否定できない。
今回の棚板騒動はそんな私にちょっとだけ棄てる勇気(笑)を与えてくれたように思う。
ちなみにクローゼットの棚板は完全に撤去して、これからは棚なしのフラットな状態で使うことになった。
容積のおよそ1/3を占めていたビデオテープがなくなって幾分広くなったので、上手に整理しながら使っていこうと思っている。

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Mac Pro(1st Generation) Blu-ray対応化計画発動!(完結編)(2010/03/19)

 先日、何気にいつものネットショップのサイトをのぞいていたところ、ちょっとお安い「Blu-rayドライブ」を発見。
どうも以前にのぞいた時には売り切れていたらしく私の購入候補には入っていなかった。
欲しいと思っていたドライブと同じメーカーだったので早速スペックを比較したところ、
(1)インターフェイスがUSB2.0のみでeSATAがない
(2)ドライブの書き込み速度がほんのちょっとだけ低い

と、主な違いはこの2点だけで、付属のアプリケーションに問題になるような大きな差はなかった。
もちろん外見の大きな差はあるもののそこは全く問題ではなく、候補にしていたドライブとの価格差が¥10,000である。
正直「BD-VIDEO再生用として確実に動作する保証がない(笑)」ドライブに金を出すことを考えればこの価格差はおおいに魅力で、何よりも現時点での所持金で購入可能ということが大きな引きがねとなり、購入ボタンをポチッとな(笑)。
よって、ここから「Mac Pro(1st Generation) Blu-ray対応化計画発動!(完結編)」の始まりである。
連載企画となっているため「Mac Pro(1st Generation) Blu-ray対応化計画発動!(その1)(その2)(その3)をお読みにならないと話がつながらないのでご注意いただきたい。

毎度のことながらおことわり。
これ以降の内容は一部Appleの保証を受けられないものを含むことをご承知いただきたい。
また、ウチのMac Proに対しての検証であり、全てのMacに適用できると保証するものではない。
もしも私同様にMacのBlu-ray対応化を考えておられる方がご覧になる場合、内容を参考になさるのは構わないと思うが、機器の選定や増設等はご自身の責任において行っていただきたい。

 さて、届いたドライブ、「BUFFALO BR-816U2」の箱を開けてみると入っていたのは以下のとおり。
(1)ドライブ本体
(2)USBケーブル
(3)ACアダプター
(4)ユーティリティーCD-ROM 1枚
(5)セットアップシート(A3版) 1枚

の5点。
冊子状のマニュアルはなく、これまでは主流と思われるケーブル等のビニール袋での包装もなし。
とにかく必要最小限の簡易包装が徹底されており私としては好感が持てた。
ドライブ本体もとにかく簡素なつくりで全く飾り気なしの徹底ぶり、ドライブ前面のアウターベゼルもなく正面から見るとほぼ内蔵ドライブむき出し状態(笑)
おそらくはオフィス向けとして企画された商品と思われる。(下の画像をご覧あれ)

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セットアップシートにしたがってドライブを接続し、Windowsを起動。
付属CDから各種アプリケーションをインストールし、転送速度の最適化(TurboUSB機能を有効設定)をして再起動。
早速ウチにある唯一のBDソフト「天使と悪魔」をドライブに入れたところ、プレーヤーソフト「PowerDVD 8」が起動し「Blu-ray・HD DVDに対応させるための無料パッチをダウンロードしインストールしろ」とメッセージが出たので、指示通りにインストールした。
もう一度BDソフトをドライブに入れるとPowerDVD 8が起動し、あっさり再生に成功した。
ちょっと後先になってしまったが、Blu-ray Disc Advisorでチェックしたのが下の画像。

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このチェックで使用されているドライブがHITACHI-LGの「HL-DT-ST BD-RE BH10NS30」というのがわかる。
また、相変わらずグラフィックカードドライバが×になってるが、実際には全く問題なかったのが嬉しいところ。
あらためてBDソフトを再生してみると、再生時の画質はとにかくきれい。
ウチのマシンスペックでも、フル画面再生でコマ落ちすることもなくメリハリもしっかりしている。
ウチのモニターは22インチなので解像度が1280×1050とフルHD(1920×1080)には及ばないのだが、私のようなシロートの目には全く問題ない。
1280×1024以上の解像度なら一応HD画質での再生となるから、それ以上のスペックのモニターをお持ちの場合は充分楽しめるだろう。
なんか無事に再生してくれている状態をみてちょっと感動してしまった。

ところでこのドライブ、DVDマルチドライブとしても使える。
しかもMac OS XでもBD-VIDEO再生ができないだけで、通常の用途では普通に使えるのだ。

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もちろんライティングソフトの「Toast 10 TITANIUM」でもちゃんと認識されるので、ホントにMacの外付けドライブとしても問題なし、しかも別売りのToast用Blu-ray/HDプラグインを入れることでBD-VIDEOディスクの作成まで可能になる。(でも、やっぱり再生はできない)

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また、パソコン本体のON-OFFに合わせてドライブの電源が自動でON-OFFになるところもいい。
この機能はMac OSでもWindowsでも有効だったので、おそらくUSB経由でのドライブアクセス信号によって切り替えているものと思われる。

最後にもう一度ウチのMacでの再生環境を紹介しよう。

機種/機種ID:Mac Pro(MA356J/A)/Mac Pro 1,1
CPU:Intel Dual-Core Xeon5150(Woodcrest) 2.66GHz × 2
メモリ:DDR2 SDRAM FB-DIMM(128bit 667MHz) 6GB
GPU:NVIDIA GeForce 7300GT ⇒ ATI Radeon HD 4870(PC用ファーム書換)
光学ドライブ(1):OPTIARC DVD RW AD-7170A(アップル純正)
光学ドライブ(2):Optiarc DVD RW AD-7200A(サードパーティ・増設)
光学ドライブ(3):HL-DT-ST BD-RE BH10NS30(USB2.0外付け)
OS(Mac):Mac OS X 10.6 (Ver.10.6.2)
Win OS 補助:Boot Camp (Ver.3.0)
OS(Win):Windows XP Professional Service Pack 2
モニター:LG W2286L(1680×1050)

外付けドライブがMac OSでも使用できるので、Macの内蔵電源の負担を減らすために増設しているAD-7200Aは外そうと思っている。
この計画の当初の費用見積はおよそ¥65,000で、実際の費用は¥50,000弱となった。
この金額は市販のBlu-rayプレーヤーよりもちょっと高く、Blu-rayレコーダーよりもちょっと安い金額。
高くついたとみるか、安くついたとみるかはそれぞれだと思うが、少なくとも私の場合は汎用性の高いドライブを使用できる環境を得たと認識しており、とても満足している。
Macを使っている方の中でBlu-rayを扱いたいと思っている人は相当数いると思われるので、そのような方達の参考となるような内容になっただろうか。
とにかく、これでDVDソフトよりもBlu-rayソフトを手にする機会が増えることになるだろう


■■リンク■■
○BUFFALO BD-R/RE対応 USB2.0用 外付けブルーレイドライブ「BR-X816U2」

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Mac Pro(1st Generation) Blu-ray対応化計画発動!(その3)(2010/03/13)

 久しぶりの動作確認報告である。
これを読む前に以前の記事の「Mac Pro(1st Generation) Blu-ray対応化計画発動!(その1)」「Mac Pro(1st Generation) Blu-ray対応化計画発動!(その2)」を読まれてないと話がつながらないのでご注意を。

まず、くどいようだがおことわりを。
これ以降の内容は一部Appleの保証を受けられないものを含むことをご承知いただきたい。
また、ウチのMac Proに対しての検証であり、全てのMacに適用できると保証するものではない。
もしも私同様にMacのBlu-ray対応化を考えておられる方がご覧になる場合、内容を参考になさるのは構わないと思うが、機器の選定や増設等はご自身の責任において行っていただきたい。

さて、そんなわけで今回はあやしいRadeon HD 4870がBoot CampパーティションのWindowsで使えるかのチェックである。
ちなみにウチのMacにインストールしているWindowsは「Windows XP Professional SP2(DSP版)」である。
SP3のアップデートをかけようとしたのだが、何度やってもインストール途中でエラーが出るのでSP2のままにしてある。

どこかの掲示板で「Boot Campソフトウェアでグラフィックドライバもカバーするようだが、Windows用のドライバをインストールしても作動する」みたいなことをみかけたので、とりあえずカードが届いた直後(1月)にAMD(ATI)のサイトからドライバ(Ver.9.12)をダウンロードしておいた。
そのドライバをインストールしないでRadeon HD 4870を載せたまま起動したら、起動はするが画面の解像度が800×600くらいですごいありさま(笑)。
ドライバをインストールして再起動してやると正常に表示してくれるようになった。
うん、イイ感じ。
ところで、自分のPCがBD-VIDEOが再生できるかチェックするためのBlu-ray Disc Advisor(ベータ版)というアプリケーションがある。
それで自分のハードウェアの対応状況をチェックするのだが、比較のためにGeForce 7300 GTに戻してチェックしたものがこちら。

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グラフィックカードの項目で×になっているのがわかる。
ビデオ接続タイプがデジタルでありながら非対応になっているのは、もしかしたらカードがMac専用のせいかも。
で、Radeon HD 4870でチェックしたものがこちら。

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グラフィックカードドライバの項目で×が出ているのが気になる。
ヘルプでは「最新のドライバをダウンロードしてインストールしろ」と出るから一応サイトをのぞいたところ、2月にアップデータ(Ver.10.2)が出ていたので早速ダウンロードしインストールしてみる。
再起動すると、あろうことかWindowsが起動できない。
直前に正常起動したセットで再起動を選んで起動させ、とりあえず新しいドライバをアンインストール。
用心のため古いほうのドライバもいったんアンインストールし、あらためてインストールした。
再起動するとなんとか正常にもどってくれたので一安心。
なかなかに冷や冷やさせてくれる(笑)。
まぁ、グラフィックカードドライバ項目の×は気になるが、インストールしたドライバは最新に近いものだからこれ以上は仕方がない。
何よりMacでWindows環境を動かしているのだからWin専用PCと全く同じにできない可能性もあるわけだ。
あとは実際にドライブをつなげてみてのチェックとなるのだが、はたしてどうなることか。
肝心のドライブについては「金銭的理由」により、もうしばらく購入できないのがさびしいところ。
早ければ来月末くらいには購入したいと思っているが、まだ正式決定ではない。
それまではこの計画もおあずけである。

■■リンク■■
○Blu-ray Disc Advisor(ベータ版)「CyberLink サポート」
○AMDサポート(ドライバダウンロード)

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やりたいこととやらなきゃいけないこと(2010/02/28)

 日々仕事に追われながら生活していると、仕事じゃない時間にやることというのが増えてくる。
そうなると、ホントはこれをやりたいんだけどどうしてもこちらを優先しなきゃいけないという場合も出るのだ。
現在の私はまさにそんな状況。
載せ替えたビデオカードのWin環境でのチェックやガンプラ作りなどやりたいことはてんこ盛りなのに、どうしても先にすべきことが割り込んできてしまうのだ。
もちろんやれそうなタイミングでも気分がのらなかったりしてやんない時もあるのは間違いないのだが(笑)。

 そんなわけで(どんなわけ?)久々のお休みの昨日、午前中はちと体が重く感じていたのでまったりと過ごし、午後から昨年夏に鉢植えで購入したレモンの木の地植えをやった。
冬の積雪がちょっと心配なのだが、ウチの庭はとんでもなく陽当たりが良いのでうまくいくかもしれないと思ったわけだ。
庭のちょうど真ん中あたりに穴を掘って、鉢から土ごと出した木をおいて腐葉土を少し混ぜた土をかけてうめる。
直接木にあたらないように少量の肥料を周りに置いて、風なんかで木が倒れないようにれんがを周りに置いて終了。

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うまくいけば3月ごろから花が咲くようなのでちょっと楽しみ。
柑橘系にはアゲハチョウが卵を産み付けるようなので注意が必要なのだろうが、上手に手入れをすればまたレモンが収穫できるのでさらに楽しみ。
ガンプラ作りもすごくやりたいのは間違いないのだが、こういうのもたまにはいいなぁと思うのである。

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